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各種ストレスで誘導される細胞内タンパクの分離と精製,およびその遺伝子不安定性誘導における意義の解明

研究報告コード R013000117
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • 二階堂 修
研究者所属機関
  • 金沢大学薬学部分子細胞薬学講座
研究機関
  • 金沢大学薬学部分子細胞薬学講座
報告名称 各種ストレスで誘導される細胞内タンパクの分離と精製,およびその遺伝子不安定性誘導における意義の解明
報告概要 本研究は,放射線誘発アポトーシスに関与するタンパク及び遺伝子の同定を目指し,これら因子の遺伝的不安定性誘導における役割の解明を目的とした。マウス胸腺リンパ腫由来3SB細胞に突然変異剤を処理し,X線で選択することにより,放射線誘発アポトーシスに対して抵抗性を示す突然変異体を12クローン分離した(図1)。最も抵抗性を示した1B1細胞を再クローニングし,さらに安定な2次クローン1B1C4細胞を得た。この細胞は放射線誘発アポトーシスに対して顕著な抵抗性を示した(図2)。この細胞のp53遺伝子の変異の解析したところ,DNA結合ドメインで点突然変異が検出され,ゲルシフト解析で配列特異的DNA結合能の消失が確認された。p53の変異が1B1C4細胞のアポトーシス抵抗性獲得の原因の1つであることが示唆された。さらに,放射線によってアポトーシスを起こした細胞に特異的に反応するモノクローナル抗体の樹立を試み,2種類の抗体を得た。
画像

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研究分野
  • 遺伝的変異
  • 分子遺伝学一般
  • 抗原・抗体・補体一般
  • 細胞生理一般
  • 細胞レベルに対する影響
研究制度
  • 共同研究等促進事業、長崎県「動植物細胞におけるストレス応答機構」/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 二階堂 修. 各種ストレスで誘導される細胞内タンパクの分離と精製,およびその遺伝子不安定性誘導における意義の解明. 共同研究等促進事業 長崎県 共同研究支援プロジェクト “動植物細胞におけるストレス応答機構” (平成7~平成11年度) 研究成果報告書,2000. p.723 - 725.

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