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生体等価環境での細胞形態観察システムの開発研究

研究報告コード R013000118
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • 津田 孝良
  • 松田 尚樹
  • 横山 兼久
  • 児玉 靖司
研究者所属機関
  • (株)テクノ・スズタ
  • 長崎大学アイソトープ総合センター
  • 科学技術振興事業団 長崎研究室
  • 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科放射線生物学研究室
研究機関
  • (株)テクノ・スズタ
  • 科学技術振興事業団 長崎研究室
  • 長崎大学アイソトープ総合センター
報告名称 生体等価環境での細胞形態観察システムの開発研究
報告概要 細胞の構造および細胞内物質の局在を,生体と等価条件で生きたまま観察・解析することのできるシステムを構築し,血管内皮細胞を用いたモデル実験により本システムの有用性を確認した。本システムは,生体等価条件に近い雰培養条件を再現することのできるガス濃度および温度可変培養装置,および細胞構造や細胞内物質の局在を生体等価条件で三次元的に観察することを可能にした改造型共焦点レーザースキャン顕微鏡より構成される。本システムを用いてヒト静脈血管内皮細胞を培養すると,通常の培養条件である5%C02-20%O2,37℃の条件と比較して細胞内酸化状態が低下し顕著に増殖が促進され(図1),血管内皮細胞に特異的な機能の一つである低密度リポタンパク(LDL)の細胞内取り込みが増加した(図2)。細胞構造の三次元構築を行ったところ,LDLは細胞内に取り込まれた後,核を取り囲むように局在していた(図3)。
画像

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研究分野
  • レーザの応用
  • 細胞・組織培養法
  • 生体の顕微鏡観察法
  • 細胞生理一般
関連発表論文 (1)N. Matsuda, N. Morita, K. Matsuda and M. Watanabe: Proliferation and differentiation of human osteoblastic cells associated with differential activation of MAP Kinases in response to epidermal growth factor, hypoxia and mechanical stress in vitro, Biochem. Biophys. Res. Commun., 249, 350-354 (1998)
研究制度
  • 共同研究等促進事業、長崎県「動植物細胞におけるストレス応答機構」/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 津田 孝良,松田 尚樹,横山 兼久,児玉 靖司. 生体等価環境での細胞形態観察システムの開発研究. 共同研究等促進事業 長崎県 共同研究支援プロジェクト “動植物細胞におけるストレス応答機構” (平成7~平成11年度) 研究成果報告書,2000. p.726 - 744.

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