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絶対不斉合成

研究報告コード R013000122
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • 内藤 幸人
研究者所属機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
研究機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
報告名称 絶対不斉合成
報告概要 本グループは円偏光のみを物理的不斉源とする「絶対不斉合成」をテーマに研究を行った(表1)。まずキラルな新規化合物やアミノ酸のキロプティカル特性を明らかにし,その励起状態ダイナミクスを検討した。さらに従来よりも絶対不斉合成反応の結果の分析・評価の信頼性・再現性を格段に高め,より定量的な解析を可能にした。アミノ酸の絶対不斉合成は,地球上における生体関連物質のホモキラリティーの起源を説明するBonner仮説の検証として行われ,酸性溶液条件下で反応が進むことを見出した。他の1光子絶対不斉合成の研究では,従来の分解型反応が起きる系ではなく,可逆的光異性化を利用した新しい絶対不斉合成系を提案し,異方性因子と原系・生成系双方の鏡像体過剰率の関係の定式化を行い,新しい光記録材料として展開できる反応系を見出した。最後に,これまでの絶対不斉合成が専ら基底状態からの光吸収のみによって行われてきたのに対し励起状態からの光吸収を利用した2光子励起絶対不斉合成を試み,光異性化反応系で成功した。
画像

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R013000122_01SUM.gif
研究分野
  • 光化学反応
  • 偏光,複屈折,光学回転
  • 光物性一般
  • 光化学反応
  • 蛋白質・ペプチド一般
  • 分子と光子の相互作用
研究制度
  • 創造科学技術推進事業、井上光不斉反応プロジェクト/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 内藤 幸人. 絶対不斉合成. 創造科学技術推進事業 井上光不斉反応プロジェクトシンポジウム 光がひらくキラリティー 講演要旨集(研究期間:1996-2001),2001. p.4 - 4.

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