TOP > 研究報告検索 > 不斉光増感反応

不斉光増感反応

研究報告コード R013000123
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • 石田 斉
研究者所属機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
研究機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
報告名称 不斉光増感反応
報告概要 本グループは「光により不斉を誘起する」手段としてキラルな光触媒あるいは光増感剤を用いた新規な光不斉触媒反応系を構築し,分子キラリティーの高効率増殖の達成を目指して研究を行った(表1)。既に比較的高い光学収率の得られることが知られている環状オレフインの不斉光異性化反応をベンチマークとして,新規な光増感剤あるいは反応条件の及ぼす影響を検討した。特に,不斉光増感反応の制御因子として,温度以外に圧力,さらに溶媒や基質濃度も極めて有効であることを見出し,「光不斉反応の多次元制御」により励起状態における立体区別過程を多元的にコントロールし,光学収率100%を達成するとともに,「光不斉反応のエントロピー制御」という新概念を確立した。また,八面体構造を有する遷移金属錯体のキラリティーを創出する,分子内の弱い結合ネットワークを利用した新規な不斉合成法を開発し,不斉光反応触媒やフォトクロミック材料への応用が期待されるキラルなルテニウム錯体を多数合成した。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

R013000123_01SUM.gif
研究分野
  • 貴金属触媒
  • 光化学反応
  • 反応の立体化学
  • アルケン
研究制度
  • 創造科学技術推進事業、井上光不斉反応プロジェクト/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 石田 斉. 不斉光増感反応. 創造科学技術推進事業 井上光不斉反応プロジェクトシンポジウム 光がひらくキラリティー 講演要旨集(研究期間:1996-2001),2001. p.6 - 6.

PAGE TOP