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超分子不斉光化学

研究報告コード R013000124
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • 中村 朝夫
研究者所属機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
研究機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
報告名称 超分子不斉光化学
報告概要 本グループは,ホスト-ゲスト系などに不斉要素を導入することによりキラルな超分子系を構築し,それを反応場として利用する不斉光化学反応を探索し,反応場の不斉を生成物の不斉へ転写することを目指して研究を行った(表1)。超分子系の構成ユニットとしてポルフィリンを選んでキラルな構造体の設計を行い,それを光触媒とする光不斉酸化反応系の構築を進めた。シクロデキストリンも研究対象として選んだ。シクロデキストリンの不斉な空洞は,シクロオクテンのZ-E異性化やアントラセン誘導体の光環化二量化において,生成物に不斉を誘起する反応場として有効であることを見出した。生物由来の天然高分子のもつ不斉場を,不斉光化学反応に利用することも試みた。ウシおよびヒト由来の血清アルブミンはアントラセン誘導体の光環化二量化反応において,エナンチオ選択性を示した。一方,DNAは不斉反応場を提供するばかりでなく,不斉光増感剤としても機能し,シクロオクテンのエナンチオ区別Z-E光異性化を光増感することを見出した。
画像

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研究分野
  • 光化学反応
  • 反応の立体化学
  • 八員環以上の複素環化合物
  • 核酸一般
研究制度
  • 創造科学技術推進事業、井上光不斉反応プロジェクト/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 中村 朝夫. 超分子不斉光化学. 創造科学技術推進事業 井上光不斉反応プロジェクトシンポジウム 光がひらくキラリティー 講演要旨集(研究期間:1996-2001),2001. p.8 - 8.

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