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中心体周辺物質の構成蛋白の同定と中心子複製への関与

研究報告コード R013000136
掲載日 2005年2月22日
研究者
  • 久保 亮治
研究者所属機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
研究機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
報告名称 中心体周辺物質の構成蛋白の同定と中心子複製への関与
報告概要 有核細胞には,様々な種類のオルガネラが存在するが,中心体周辺物質と 繊維状顆粒は未同定であった。我々は中心体周辺物質を構成する蛋白としてPCM-1蛋白を初めて同定した。繊毛形成時に出現するとされていた繊維状顆粒が,実は成熟した繊毛上皮細胞の基底小体付近にも存在する事を示し,中心体周辺物質と同じくPCM-1蛋白が局在することを示した。これらの結果から,我々は中心体周辺物質と繊維状顆粒が,PCM-1を構成蛋白とする,同一の新しい非膜系オルガネラであると提唱した。次に,中心体周辺物質ダイニン依存性に微小管上を微小管マイナス端方向に運動し,結果として中心体付近に集積することを示した。中心体周辺物質の機能は明らかでないが繊維状顆粒と同一のオルガネラであると考えられること,繊維状顆粒が繊毛形成に先立つ同時多発的中心子複製時に著明に増加すること,などを考えあわせると,中心体周辺物質が中心子複製に関わることが推察される。
研究分野
  • 生物学的機能
  • 細胞生理一般
  • 細胞構成体一般
  • 細胞構成体の機能
研究制度
  • 創造科学技術推進事業、月田細胞軸プロジェクト/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 久保 亮治. Centriolar Satellites: Molecular Characterization, ATP-dependent Movement Toward Centrioles and Possible Involvement in Centriologenesis.. 創造科学技術推進事業 月田細胞軸プロジェクトシンポジウム要旨集(研究期間:1996-2001),2001. p.1 - 16.

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