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新しい免疫系-Vα14 NKT細胞

研究報告コード R013000151
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • 谷口 克
研究者所属機関
  • 千葉大学大学院医学研究院
研究機関
  • 千葉大学大学院医学研究院
報告名称 新しい免疫系-Vα14 NKT細胞
報告概要 Vα14 NKT細胞の受容体が特徴的なVα14受容体である事を発見し,それをプローブとしてこの細胞は胸腺外組織で分化し,生体組織に多く分布する細胞で,T細胞とは異なる発生分化,認識様式や機能をもつことなどから,これまでのリンパ球と異なる第4のリンパ球と考えられた。Vα14 NKT細胞は胎生初期から出現し,特異的な前駆細胞が存在することから,新しい細胞系列と考えられた。その生理的機能としてがんの免疫学的監視機構,免疫学的寛容の維持,自己免疫疾患の発症制御等が証明された。Vα14受容体はCD1d分子に結合した糖脂質(α-ガラクトシルセラミド:α-GalCer)を認識するという極めて単純な免疫システムである事が証明された。α-GalCerはマウス及びヒトのNKT細胞を活性化できる。活性化NKT細胞は,アレルギー発症制御,Con A肝炎,流産,結核感染,マラリア感染防御に必須であることが,NKT細胞欠損マウスを用いて証明された。
研究分野
  • 生体防御と免疫系一般
  • 免疫反応一般
  • 細胞膜の受容体
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、生体防御のメカニズム/研究代表者 谷口 克(千葉大学大学院医学研究院)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 谷口 克. 新しい免疫系-Vα14 NKT細胞. 戦略的基礎研究推進事業「生体防御のメカニズム」公開シンポジウム 生体防御の分子メカニズム 免疫,2001. p.7 - 8.

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