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免疫システムの構築と免疫制御の分子機構

研究報告コード R013000152
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • 笹月 健彦
研究者所属機関
  • 九州大学生体防御医学研究所/国立国際医療センター研究所
研究機関
  • 九州大学生体防御医学研究所
  • 国立国際医療センター研究所
報告名称 免疫システムの構築と免疫制御の分子機構
報告概要 胸腺T細胞に分化あるいは死という相異なる運命を課す正と負の選択におけるTCR-MHC/ペプチド相互作用を分子レベルで解析する目的で,I-Ab/pE ペプチド複合体を単一MHCクラスII/ペプチド複合体として発現するトランスジェニック/ノックアウトマウス(Tg-KO)を樹立し実験したところ,正の選択においても特異的TCR-ペプチド相互作用が関与し得ることが判明した。次にTCRコンタクト部位のアミノ酸残基の側鎖の大きさや荷電の有無によって正の選択における抗原ペプチドの関与の程度が異なり結果として多様性や特異性を異にするT細胞レパートリーが形成されるモデルを提唱した。末梢での免疫応答性を調べ,単一I-Ab/pE αペプチド複合体を胸腺において低レベル発現する一系統で,末梢神経組織を標的とする自己免疫疾患が自然発症することを見出した。この自己免疫疾患にはI-Ab/pE α複合体を介したT細胞レパートリー形成が関与していることが分かった。
研究分野
  • 実験用生物
  • 生体防御と免疫系一般
  • 免疫反応一般
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、生体防御のメカニズム/研究代表者 笹月 健彦(九州大学生体防御医学研究所)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 笹月 健彦. 免疫システムの構築と免疫制御の分子機構. 戦略的基礎研究推進事業「生体防御のメカニズム」公開シンポジウム 生体防御の分子メカニズム 免疫,2001. p.9 - 10.

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