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脳の神経回路形成における底板と脈絡叢の新たな役割

研究報告コード R013000153
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • 村上 富士夫
研究者所属機関
  • 大阪大学大学院生命機能研究科
研究機関
  • 大阪大学大学院生命機能研究科
報告名称 脳の神経回路形成における底板と脈絡叢の新たな役割
報告概要 脊椎動物の神経管の腹側正中線に存在する底板は,拡散性分子を分泌して中脳から脊髄に至る様々なタイプの軸索に作用し,交差性,非交差性神経回路の形成に関与することがこれまでに示されてきた。底板の示す活性は多様で,我々はこれまでに底板が軸索誘引活性,反発活性そして誘引活性に対する成長円錐の反応性を失わせる活性を有することを明らかにしてきたが,それに加えて底板は成長円錐のガイドキューヘの反応性の獲得にも関与することを見いだした。いっぽう背側正中線に存在する脈絡叢にも軸索反発活性があることが明らかになった。脈絡叢は側脳室,第3および第4脳室内に存在する組織であり,胎生期に終脳・間脳境界部,間脳蓋板および後脳蓋板の脳室内への陥入により生じる。我々は胎生期ラットの脈緒叢上皮組織が拡散性分子を分泌して視床上部の手綱核の軸索を反発する作用を持つことを見いだした。
研究分野
  • 中枢神経系
  • 発生と分化
  • 神経科学一般
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、脳を知る/研究代表者 村上 富士夫(大阪大学大学院生命機能研究科)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 村上 富士夫. 脳の神経回路形成における底板と脈絡叢の新たな役割. 戦略的基礎研究推進事業 研究領域「脳を知る」のシンポジウム “脳神経科学の最先端/Trends in Neuroscience at the Millennium” [プログラムおよび講演要旨],2001. p.1 - 1.

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