TOP > 研究報告検索 > フェロモン記憶のシナプスメカニズム

フェロモン記憶のシナプスメカニズム

研究報告コード R013000158
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • 椛 秀人
研究者所属機関
  • 高知医科大学医学部
研究機関
  • 高知医科大学医学部
報告名称 フェロモン記憶のシナプスメカニズム
報告概要 雄マウスの尿中フェロモンは鋤鼻系を刺激して雌マウスに発情をもたらし,繁殖に重要な役割を果たしている。しかし,この効果が受胎して間もない雌に誘起されると妊娠阻止に帰着することになる。この妊娠阻止は通常,交配雄とは異なる系統の雄によって引き起こされ,ブルース効果として知られている。雄フェロモンによる妊娠阻止を防ぐために雌マウスは,交尾刺激を引き金として交配雄のフェロモンを記憶し,この記憶によって妊娠を保障している。この記憶を支えるシナプスの可塑的変化は,鋤鼻系の最初の中継部位である副嗅球のグルタミン酸作動性僧帽細胞と,副嗅球に内在するGABA作動性顆粒細胞との間の相反性樹状突起間シナプスに起こる。この相反性シナプス伝達の特性,この伝達に対する交尾刺激の作用,記憶の電気生理学的相関等について報告する。
研究分野
  • 生体物質一般
  • 神経系一般
  • 感覚
  • 生殖生理一般
  • 神経科学一般
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、脳を知る/研究代表者 椛 秀人(高知医科大学医学部)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 椛 秀人. フェロモン記憶のシナプスメカニズム. 戦略的基礎研究推進事業 研究領域「脳を知る」のシンポジウム “脳神経科学の最先端/Trends in Neuroscience at the Millennium” [プログラムおよび講演要旨],2001. p.3 - 3.

PAGE TOP