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ヒト脳単一神経細胞のイオンチャンネル発現パターン

研究報告コード R013000167
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • 金澤 一郎
研究者所属機関
  • 東京大学大学院医学系研究科
研究機関
  • 東京大学大学院医学系研究科
報告名称 ヒト脳単一神経細胞のイオンチャンネル発現パターン
報告概要 ヒト脳の神経細胞はそれぞれ個性と運命を持つ。我々は,発現遺伝子群を単一神経細胞レベルで明らかにするためにレーザーによって単一神経細胞を切り出す装置を開発した。その上で,脳機能に最も強く関係しているイオンチャンネルの遺伝子発現,特にNa+とCa++チャンネル遺伝子の発現について,新しいNa+チャンネルを発見するとともに,系統的検索により各チャンネルの発現カタログを作成した。さらに神経系の単一神経細胞での発現パターンが細胞毎に異なることを確認した。一方,神経変性疾患の一つであるポリグルタミン病脳における体細胞モザイシズムについて単一神経細胞レベルで検索し,同じ神経細胞も著しいモザイシズムを示すものとほとんど示さないものとがあることを明らかにした。現在パーキンソン病,ALSなどで死に至る神経細胞と正常神経細胞との間で単一神経細胞レベルでのディファレンシアル・ディスプレイ法によって細胞の運命に関する探索を行っているところである。
研究分野
  • 生物科学研究法一般
  • 遺伝子発現
  • 細胞膜の受容体
  • 神経科学一般
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、脳を知る/研究代表者 金澤 一郎(東京大学大学院医学系研究科)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 金澤 一郎. ヒト脳の単一神経細胞の発現遺伝子. 戦略的基礎研究推進事業 研究領域「脳を知る」のシンポジウム “脳神経科学の最先端/Trends in Neuroscience at the Millennium” [プログラムおよび講演要旨],2001. p.10 - 10.

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