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極限環境を用いた超伝導体の臨界状態の解明

研究報告コード R013000194
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • 門脇 和男
研究者所属機関
  • 筑波大学物質工学系
研究機関
  • 筑波大学物質工学系
報告名称 極限環境を用いた超伝導体の臨界状態の解明
報告概要 超伝導体の磁束状態の理解は高温超伝導体の発見によって大きく変貌をとげ,格段に理解が深まった。その核心は磁束状態の相図に凝縮されている。すなわち,従来の超伝導体の磁束状態は,紐状の量子化磁束の集団が作り出す単純な相図からなり,いわゆる混合状態が単一相として唯一存在するのみであったが,高温超伝導体では磁束線はパンケーキ磁束となり,混合状態では磁束液体状態と磁束線固体状態に分割される。ごく最近では,本研究によって磁束液体状態も実は単一相ではなく,2相に分離することが指摘されている。本研究では,ILSTSFZ法を用いた赤外線集光方式による新しい結晶育成法を開発し,結晶育成が困難とされたBi2Sr2CaCu2O8-δの高品位単結晶を得ることに成功し,
(1)マイクロ波領域における超伝導と電磁場強結合現象
(2)超伝導体の臨界状態での量子化磁束線のダイナミックス
の2点についてその解明研究を行った。
研究分野
  • 超伝導の基礎理論
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、極限環境状態における現象/研究代表者 門脇 和男(筑波大学物質工学系)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 門脇 和男. 極限環境を用いた超伝導体の臨界状態の解明 —磁場中の高温超伝導体はどこまで理解が進んだか?—. 戦略的基礎研究推進事業「極限環境状態における現象」平成7年度採択研究課題終了シンポジウム 講演要旨集,2001. p.23 - 25.

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