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hu-PBL-SCIDマウスのHIV-1の感染

研究報告コード R013000223
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • 田中 勇悦
研究者所属機関
  • 琉球大学医学部附属沖縄・アジア医学研究センター感染免疫学研究分野
研究機関
  • 琉球大学医学部附属沖縄・アジア医学研究センター感染免疫学研究分野
報告名称 hu-PBL-SCIDマウスのHIV-1の感染
報告概要 SCIDマウスにヒト末梢血単核球を腹腔内移植し,ヒトT細胞を生着させたhu-PBL-SCIDマウスに,HIV-1感染をさせHIV-1の感染病態をシュミレーションする動物モデルを確立し,HIV-1の病態解析や抗ウイルス剤の評価が容易になった。この系においてはマクロファージ指向性HIV-1が増殖し,著明なCD4+T細胞の枯渇をひき起こす。T細胞株指向性HIV-1は,hu-PBL-SCIDマウスでは増殖が非常に低く,ヒトCD4+T細胞のCXCR4の発現性が弱いことが判明した。もう一つの利点は,脾臓内に限局したヒト末梢血単核球を外来抗原で免疫することにより免疫応答を誘導できることである。免疫応答を惹起する機能が高い抗原提示細胞である樹状細胞(DC)をin vitroで誘導成熟させ,外来抗原でパルス後,PBMCと同時に脾臓に移植することにより,ヒト型液性免疫応答との細胞性免疫応答が誘導された。不活化HIV-1パルス成熟DCで免疫すると感染に抵抗性を示した。マウスにおけるHIV-1免疫によるHIV-1感染防御誘導は世界でも初めての観察である。
研究分野
  • 腫よう免疫
  • ウイルス感染の生理と病原性
  • 血液の腫よう
  • 薬物の研究法
  • 免疫療法薬・血液製剤の基礎研究
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、生体防御のメカニズム/研究代表者 神奈木 真理(東京医科歯科大学医歯学総合研究科)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 田中 勇悦. ヒト末梢血単核球移植スキッドマウス(hu-PBL-SCID)を用いたHIV-1感染モデルの確立とHIV-1感染免疫応答の誘導. 戦略的基礎研究推進事業「生体防御のメカニズム」 平成7年度採択課題終了シンポジウム,2001. p.10 - 10.

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