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細胞内IP3濃度の実時間測定法の確立と応用

研究報告コード R013000228
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • 飯野 正光
研究者所属機関
  • 東京大学大学院医学系研究科
研究機関
  • 東京大学大学院医学系研究科
報告名称 細胞内IP3濃度の実時間測定法の確立と応用
報告概要 細胞内イノシトール三リン酸(IP3)受容体のサブタイプ毎のカルシウム放出機能を比較し,サブタイプ間に重要な機能的差異が存在し,組織ごとに異なるカルシウムシグナルを作り出す原因となることを突きとめた。また,IP3受容体はカルシウムによるフイードバック制御を受けるが,そのカルシウムセンサー部位をIP3分子上に同定し,フイードバック制御がカルシウムシグナル形成に必須であることを明確にした。IP3自身の細胞内濃度の変動を単一細胞レベルで実時間測定できるシステムを開発した。これにより,細胞内IP3濃度も時間的・空間的分布をすることが明らかになった。リアノジン受容体の生理機能及び細胞内局在を規定する分子に関する研究を遂行し,心筋・骨格筋においてリアノジン受容体のカルシウム放出は細胞内ストアのカルシウム過剰貯留を抑制すること,ミツグミン29は,骨格筋において三つ組構造周囲の膜構築の形成を規定すること,ジャンクトフィリンは結合膜構造の形成に寄与する分子であることなどを明らかにした。
研究分野
  • 生物科学研究法一般
  • 代謝一般
  • 細胞生理一般
  • 細胞膜の受容体
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、生体防御のメカニズム/研究代表者 飯野 正光(東京大学大学院医学系研究科)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 飯野 正光. カルシウムシグナルのダイナミックスとその分子基盤. 戦略的基礎研究推進事業「生体防御のメカニズム」 平成7年度採択課題終了シンポジウム,2001. p.15 - 16.

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