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野生植物の化学的防御機構ならびに植物・微生物相互作用の解析

研究報告コード R013000233
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • 田原 哲士
研究者所属機関
  • 北海道大学大学院農学研究科応用生命科学専攻
研究機関
  • 北海道大学大学院農学研究科応用生命科学専攻
報告名称 野生植物の化学的防御機構ならびに植物・微生物相互作用の解析
報告概要 野生植物から多数の抗菌性物質を分離した。パキラにおける抗菌物質の表皮局在,感染刺激による髄での抗菌物質の誘導生成,ナス台木根部での抗菌物質生成放出,アカエゾマツの種子付着カビ胞子が,種子発芽時に化学的および生物的効果を及ぼして,苗立ち枯れ病菌を抑制することを明らかにした。また,葉面着生菌の安息香酸やケイ皮酸脱炭酸反応を介した植物病原糸状菌の抑制機構,エンドファイトによるチモシーの病原抵抗性亢進の様式,アブラナ科植物の根圏微生物相の特性を生態化学的視点から追求した。病原性卵菌の遊走子を用いた生物検定によりスベリヒユの遊走子遊泳阻止作用物質を同定した。卵菌類によるテンサイ苗立ち枯れ病の微生物防除資材としての機能発現に関わる抗生物質を単離し,構造を決定した。卵菌の遊走子による感染過程および植物の防御機構を検討し,遊走子の走化性応答,遊泳停止,被嚢化などの形態変化の誘導に,G蛋白質共役型受容体とphosphatase C が関与することを示唆する結果を得た。
研究分野
  • 生体物質一般
  • 異種生物間相互作用
  • 生物科学研究法一般
  • 微生物・ウイルス学研究法一般
  • 微生物による植物病害一般
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、生体防御のメカニズム/研究代表者 岩村 俶(京都大学大学院農学研究科)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 田原 哲士. 植物・微生物相互関係の生態化学的解析. 戦略的基礎研究推進事業「生体防御のメカニズム」 平成7年度採択課題終了シンポジウム,2001. p.21 - 21.

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