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プロトプラストが生合成するカロース繊維の高次構造形成

研究報告コード R013000266
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • 近藤 哲男
研究者所属機関
  • 森林総合研究所
研究機関
  • 森林総合研究所
報告名称 プロトプラストが生合成するカロース繊維の高次構造形成
報告概要 シラカバとカラマツのプロトプラストを用い,pHの変化とCaイオンとMgイオンの2価イオンの添加量変化に対する代謝挙動を調べた。その結果,樹脂プロトプラストが約2ヶ月の誘導期間後,繊維状物質を細胞外に向かって生産し始めた。この現象はCaイオンの存在下において顕著にあらわれる特異的現象で,他のイオンには見られないものであることが明らかになった。また,生合成された繊維はβ-1,3グルカン鎖であるカロースからなる,数ミクロン幅の巨大繊維であることが判明し,二酸化炭素により誘導期間がかなり短縮されることが判明した。この繊維生産現象は二酸化炭素を用いた低エネルギー型高分子生産システムの一つとして考えられるため,現象そのものを解明することにより,システム化が可能であると期待している。
研究分野
  • 発生,成長,分化
研究制度
  • 戦略的創造研究推進事業 CRESTタイプ、資源循環・エネルギーミニマム型システム技術/研究代表者 馬越 淳(農業生物資源研究所)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 近藤 哲男. プロトプラストが生合成するカロース繊維の高次構造形成. 戦略的基礎研究推進事業「資源循環・エネルギーミニマム型システム技術」 第1回公開シンポジウム予稿集 「20世紀型文明」からの脱却を目指して,2001. p.30 - 32.

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