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Cu-12(n-1)nの不可逆磁場の改善とTl-12(n-1)nの調製の改善

研究報告コード R013000279
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • 伊豫 彰
  • 鬼頭 聖
  • 田中 康資
  • 徳本 圓
研究者所属機関
  • 独立行政法人 産業技術総合研究所
  • 独立行政法人 産業技術総合研究所
  • 独立行政法人 産業技術総合研究所
  • 独立行政法人 産業技術総合研究所
研究機関
  • 独立行政法人 産業技術総合研究所
報告名称 Cu-12(n-1)nの不可逆磁場の改善とTl-12(n-1)nの調製の改善
報告概要 1.我々は高いTcをもつ超伝導材料を研究している。ここでは超伝導材料TlBa2Can-1CunOy(n=3,4)の相形成に与える残留炭素の影響について調べた。試料はTl2O3とBa2Can-1CunO2n+1+δ(Cx)(n=3,4)(Cxは残留炭素でx=0.02~0.19)から作られた。少量の炭素がTl2Ba2Can-1Oy(n=3,4)の二重層Tl-Oの相形成を助長することがわかった。図1に,残留炭素量xをパラメータにして取った粉末X線回折パターンを示す。xが大きくなるとTl-1223に代わってTl-2223ができている。このように,炭素はTl-Ba-Ca-Cu-O系の相形成に重大な影響があるので減らさないといけない。2.(Cu1-xCx)Ba2Can-1CunO2n+4-δの系で臨界電流密度Jcと不可逆磁場Hirrをさらに高めるために,重イオンと中性子の照射によってピン止め中心を導入した。(Cu,C)-1234の77KでのJcは,240MeVのAu15+イオンの1×1011ions/cm2照射で2.5×105A/cm2から100倍ほどに,中性子の3.6×1017/cm2照射でも4倍ほどに,増加した。Hirrの増加については図2に示す。77Kで12.5Tに増加した。
画像

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研究分野
  • 酸化物系超伝導体の物性
  • 超伝導材料
研究制度
  • 戦略的創造研究推進事業 CRESTタイプ、電子・光子等の機能制御/研究代表者 伊原 英雄(独立行政法人産業技術総合研究所エレクトロニクス研究部門)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 伊豫 彰,鬼頭 聖,田中 康資,徳本 圓,伊原 英雄. Improvement of irreversibility field in Cu-12(n-1)n and of preparation in Tl-12(n-1)n. The Second CREST Symposium on ''Function Evolution of Materials and Devices based on Electron/Photon Related Phenomena'',2001. p.34 - 34.

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