TOP > 研究報告検索 > Cu-1234におけるユニークなキャリア分布と熱伝導率

Cu-1234におけるユニークなキャリア分布と熱伝導率

研究報告コード R013000281
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • 渡辺 恒夫
  • 常盤 和靖
  • 小金沢 健尚
  • 大谷 到
  • 瓜田 直功
  • 三楠 聰
  • 伊原 英雄(故人)
研究者所属機関
  • 東京理科大学
  • 東京理科大学
  • 東京理科大学
  • 東京理科大学
  • 東京理科大学
  • 東京理科大学
  • 独立行政法人 産業技術総合研究所
研究機関
  • 東京理科大学
  • 独立行政法人 産業技術総合研究所
報告名称 Cu-1234におけるユニークなキャリア分布と熱伝導率
報告概要 Cu-1234のユニークな特徴は過剰ドープのCuO2層(OL)と最適ドープのCuO2層(IL)で作られる電子状態にある。我々は(CuC)-1234についてキャリア濃度を変えて測定した熱伝導率κの結果を示す。κの温度依存性は図1。Tcより上では温度による変化が非常に小さい。最も顕著な特徴は次の通りである。
(1)κはTcより下で増加し,ピークを持つ。
(2)κp(ピーク値)/κc(Tcでの値)はOLのキャリア濃度の増加とともにリニアに増える(図2(a))。
(3)Tp(ピーク温度)/Tcはリニアに減少する(図2(b))。
(4)d(κs/κc)/dt(κsはTc以下のκ,t=T/Tc)はキャリア濃度とともに増加し,キャリア濃度に依存する温度ではっきりと曲がる(図3)。
これらの結果から,フォノン伝導がまだ全体として大きいけれど,超伝導状態における散乱の減少のため準粒子の平均自由行程が増加することによって,OLのキャリア伝導がTcより下のピークを強めるのに大きく寄与しているように見える。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

R013000281_01SUM.gif R013000281_02SUM.gif R013000281_03SUM.gif
研究分野
  • 比熱・熱伝導一般
  • 酸化物系超伝導体の物性
  • 超伝導材料
研究制度
  • 戦略的創造研究推進事業 CRESTタイプ、電子・光子等の機能制御/研究代表者 伊原 英雄(独立行政法人産業技術総合研究所エレクトロニクス研究部門)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 渡辺 恒夫,常盤 和靖,小金沢 健尚,大谷 到,瓜田 直功,三楠 聰,伊原 英雄. Unique Carrier Distribution and Thermal Conductivity in the Cu-1234.. The Second CREST Symposium on ''Function Evolution of Materials and Devices based on Electron/Photon Related Phenomena'',2001. p.36 - 36.

PAGE TOP