TOP > 研究報告検索 > 多結晶ダイヤモンド表面におけるD(重水素)原子の吸着と熱脱離現象

多結晶ダイヤモンド表面におけるD(重水素)原子の吸着と熱脱離現象

研究報告コード R013000290
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • 光田 好孝
  • 鍋田 朋哉
研究者所属機関
  • IIS Univ. of Tokyo
  • IIS Univ. of Tokyo
研究機関
  • IIS Univ. of Tokyo
報告名称 多結晶ダイヤモンド表面におけるD(重水素)原子の吸着と熱脱離現象
報告概要 図1にこの実験の装置構成を示す。排気系にTMPとイオンポンプを用いた超高真空チャンバーで,AES分光器を備えている。Si(25mm×25mm)上にフィラメントCVD法で多結晶ダイヤモンドを堆積しその表面を研磨した試料を,Moホルダーに乗せる。ホルダーの裏には熱電対がつけてある。加熱はホルダーのすぐ下からWヒーターで行う。D原子のドーズと吸着はWチューブ(2000K)を通した重水素ガスを5×10-5Paで10分間流して行う。圧力が回復してからAESスペクトルを記録する。試料をセットした直後は試料からCOやCO2のようなガスが大量に放出され真空を悪くするので,試料は1100Kまで数回加熱した。ベーキングのあと,サンプルはAESスペクトルで見てグラファイト状炭素の性質を示した(図2のN=0)。グラファイト表面にD原子をさらすと,炭素微細構造のピークがダイヤモンド構造のピークに変わった(図2のN=1)。ドーズを繰り返すとピークは288eVから277eVに移った。この振る舞いは単結晶ダイヤモンドの(111)表面におけるD原子の吸着と同じである。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

R013000290_01SUM.gif R013000290_02SUM.gif
研究分野
  • 一般及び無機化合物の電子分光スペクトル(分子)
  • 半導体の表面構造
  • 物理的手法を用いた吸着の研究
関連発表論文 (1)T. Yamada, T.J. Chuang, H. Seki and Y. Mitsuda, Mol. Phys., 76 (1991) 887.
研究制度
  • 戦略的創造研究推進事業 CRESTタイプ、電子・光子等の機能制御/研究代表者 川原田 洋(早稲田大学理工学部)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 光田 好孝,鍋田 朋哉. Adsorption and Thermal Desorption Phenomena of D atoms on Polycrystalline Diamond Surface.. The Second CREST Symposium on ''Function Evolution of Materials and Devices based on Electron/Photon Related Phenomena'',2001. p.56 - 56.

PAGE TOP