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レーザーとマイクロ波で誘起された動的核偏極

研究報告コード R013000313
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • 武田 和行
  • 竹腰 清之理
  • 寺尾 武彦
研究者所属機関
  • 科学技術振興事業団 戦略的基礎研究推進事業,大阪大学大学院基礎工学研究科
  • 京都大学大学院理学研究科
  • 京都大学大学院理学研究科
研究機関
  • 科学技術振興事業団 戦略的基礎研究推進事業
  • 京都大学大学院理学研究科
報告名称 レーザーとマイクロ波で誘起された動的核偏極
報告概要 我々は光励起三重項電子スピンを用いてNMRの感度を改善する研究をしている。この目的のため,光励起で得た三重項状態の電子スピンとの交差偏極による動的核偏極法(DNP)を研究している。ペンタセンをドープしたナフタレンの単結晶で得られたプロトン偏極は(重水素化したものもしないものも)電子偏極とほぼ同じ70%で,理論的に最大の偏極がこの実験で初めて得られたことを示している。重水素化されたナフタレンの偏極移行時間(357s)は通常のナフタレン(7890s)よりもずっと短い。我々はまた,磁場のスイープ範囲を限定することで粉末試料のDNPに成功した。99.2%が重水素化された粉末試料においても,残留プロトンのスペクトルが0.3Tの単一スキャンで高感度に観測された。さらに我々は低磁場で偏極を実現し,高磁場でスペクトルを観測した。これらの結果は,NMRの感度改善や,NMR量子コンピュータの初期化有用である。
研究分野
  • NMR一般
  • 電子スピン共鳴一般
関連発表論文 (1)K. Takeda, K. Takegoshi, and T. Terao, Chem. Phys. Lett. 345, 166 (2001).
研究制度
  • 戦略的創造研究推進事業 CRESTタイプ、電子・光子等の機能制御/研究代表者 北川 勝浩(大阪大学大学院基礎工学研究科)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 武田 和行,竹腰 清之理,寺尾 武彦. Dynamic Nuclear Polarization Induced by Laser and Microwave. The Second CREST Symposium on ''Function Evolution of Materials and Devices based on Electron/Photon Related Phenomena'',2001. p.111 - 111.

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