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振動的波束のアト秒コヒーレント制御

研究報告コード R013000328
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • 佐藤 幸紀
  • 大森 賢治
  • 千葉 寿
  • 中村 美香
研究者所属機関
  • Institute of Multidisciplinary Research for Advanced Materials Tohoku University
  • Institute of Multidisciplinary Research for Advanced Materials Tohoku University
  • Institute of Multidisciplinary Research for Advanced Materials Tohoku University
  • Institute of Multidisciplinary Research for Advanced Materials Tohoku University
研究機関
  • Institute of Multidisciplinary Research for Advanced Materials Tohoku University
報告名称 振動的波束のアト秒コヒーレント制御
報告概要 我々は最近,二重パルスポンプ/コントロール法を使ってほとんど100%のコントラストの核波束干渉(WPI)を達成した。二つのパルス間の遅延は5アト秒以上の精度で調整されている。WPI測定はHg-Arファンデルワールス錯体に関してなされた。二つの同等なフェムト秒レーザーパスル(254nm,300fs)が波束を作り制御するのに使われる。パルスはHg-Arを基底X状態のν=0レベルからA30+状態の束縛レベルに励起する。Hg-Arの伸縮振動波束がA状態における固有振動状態(ν=3,4,5)のコヒーレントな重ね合わせによって作られる。二つのフェムト秒レーザーパルスは一つのパルスからマイケルソン型の二本アーム光学ステージを用いて作られる。遅延の細かい調整は一方のアームに置かれた水素ガスセルの圧力を変えることで行われる。こうして二つの核波束が位相差に応じて強めあうか弱めあうように干渉を起こす。位相差は水素圧力の調整でアト秒の精度にまで制御できる。波束干渉の結果はレーザー誘起蛍光によって観測される。遅延時間の関数としての励起レベル分布数は図2に示すように振動する。この振動はフェムト秒レーザーの振動数と調和しておよそ0.848fsの周期で起きている。
画像

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研究分野
  • 量子光学一般
研究制度
  • 戦略的創造研究推進事業 CRESTタイプ、電子・光子等の機能制御/研究代表者 覧具 博義(東京農工大学工学部)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 佐藤 幸紀,大森 賢治,千葉 寿,中村 美香. ATTOSECOND COHERENT CONTROL OF VIBRTIONAL WAVEPACKETS. The Second CREST Symposium on ''Function Evolution of Materials and Devices based on Electron/Photon Related Phenomena'',2001. p.156 - 156.

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