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量子暗号のための状態制御とシステム設計

研究報告コード R013000335
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • Oosaki
  • 山崎 浩一
  • 加藤 研太郎
  • 広田 修
研究者所属機関
  • 玉川大学
  • 玉川大学
  • 科学技術振興事業団 戦略的基礎研究推進事業
  • 玉川大学
研究機関
  • 科学技術振興事業団 戦略的基礎研究推進事業
  • 玉川大学
報告名称 量子暗号のための状態制御とシステム設計
報告概要 我々の目的は量子情報理論を基にして鍵配送や安全性を含む量子暗号の実際的な体系を設計することである。量子論によればどんな非直交量子状態も誤差なしに識別することができない。ここに最適な戦略を研究する重要性がある。チャンネルモデルの解析から,我々は量子通信を基にした暗号の一般的モデルを明らかにする。そこには最適測定,コーディング,状態制御も含まれる。コーディングに関しては,秘密鍵一致のシナリオのため完全な誤り訂正コードの体系を開発する。これにより処理時間の大幅な改善が期待できる。また状態制御に関し,もつれ状態は量子暗号のような量子情報処理において基本的な量子状態の一つであるが,直交もつれ状態を作ることが困難なときには,もう一つのオプションとして,ボゾン系の擬Bell状態を用いることができる。我々は擬ベル状態が普通の二光子Bell状態と較べてデコヒーレンスに対してある程度堅牢であることを示す。以後の研究で我々はどんな種類の擬Bell状態がデコヒーレンスに対して最適な特性を持つのかを示す予定である。
研究分野
  • 量子力学一般
  • 量子光学一般
  • データ保護
関連発表論文 (1)M. Osaki, in Quantum communication, computing, and measurement 3, Kluwer/Plenum, 2001
(2)K. Yamazaki, in Proc. of IEICE General Conf., 2001.
(3)A.S. Holevo, M. Sohma, and O. Hirota, Reports on Math. Phys. vol-46, no-3, 2001
(4)S. van Enk, and O. Hirota, Phys. Rev. A, in press.
研究制度
  • 戦略的創造研究推進事業 CRESTタイプ、電子・光子等の機能制御/研究代表者 中村 和夫(日本電気(株)基礎研究所)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • Oosaki,山崎 浩一,加藤 研太郎,広田 修. Control of states and system design for quantum cryptography. The Second CREST Symposium on ''Function Evolution of Materials and Devices based on Electron/Photon Related Phenomena'',2001. p.168 - 168.

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