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らせん超分子構造制御

研究報告コード R013000365
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • 三治 敬信
研究者所属機関
  • 東京理科大学
研究機関
  • 東京理科大学
報告名称 らせん超分子構造制御
報告概要 光学活性有機高分子鎖とポリシラン鎖とのブロック共重合体(図1)において,ポリシラン鎖へのらせん誘起の可能性があると考えた。マスクしたジシレンのアニオン重合法を用いてポリシランと,溶媒中で安定な一方向らせん構造のポリ(トリフェニルメチルメタクリレート)(PTrMA) のブロック共重合体を合成した。温度可変CDスペクトル測定より,室温ではブロック共重合体中の PtrMA のみが一方向巻きのらせん構造をとり,低温では PtrMA らせんがポリシラン鎖に基づく正のコットン効果が現れた(図2)。このらせん誘起は温度変化に対し可逆的であり,固体状態でも観測された。これらの現象は,“らせん構造がらせんを誘起する”ものとして理解される。さらに自己集合過程におけるらせん状高次構造の構築により,新しいナノキラル物質として期待される。
画像

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研究分野
  • 電気光学効果,磁気光学効果
  • 有機けい素化合物
  • 高分子固体の構造と形態学
研究制度
  • 戦略的創造研究推進事業 CRESTタイプ、分子複合系の構築と機能/研究代表者 藤木 道也(日本電信電話(株))/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 三治 敬信. らせん超分子構造制御. 戦略的基礎研究推進事業 分子複合系の構築と機能 平成13年度シンポジウム,2001. p.41 - 41.

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