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人工細胞モデルの構築:巨大リポソーム内部での生化学反応

研究報告コード R013000392
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • 湊元 幹太
  • 中谷 陽一
  • 吉川 研一
  • 野村 M.慎一郎
研究者所属機関
  • 三重大学工学部
  • Universite Louis Pasteur Louis Pasteur
  • 京都大学大学院理学研究科
  • 京都大学大学院理学研究科
研究機関
  • Universite Louis Pasteur
  • 京都大学大学院理学研究科
  • 名古屋大学大学院工学研究科
報告名称 人工細胞モデルの構築:巨大リポソーム内部での生化学反応
報告概要 我々は,生細胞の内部に形成される環境の特異性に着目し,水溶液中で自発的に形成される細胞サイズのリポソームを用いて人工細胞モデルの構築を試みている。今回は,静置水和法によって形成された細胞サイズのリポソームの内部で,T7ファージDNAの転写反応を行わせた実験の結果を報告する。DNAおよび転写産物のRNA分子を,色素を用いて可視化し蛍光顕微鏡による直接観察を行った。リポソーム外部にribonucleaseを加えても転写反応は阻害されず,リポソームの脂質膜がribonucleaseの攻撃から転写反応系を保護するバリアとして振舞うことが示された(図1)。今後,タンパク質の発現系等をリポソームに組み込み,直接観察する実験系を構築してゆくことで,反応場としての細胞サイズ環境の役割,特に生化学反応およびその進行に及ぼす影響を(バルク溶液中で行う実験と比較し)より詳細に理解することが可能になるものと期待される。
画像

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研究分野
  • 高分子固体の構造と形態学
  • 高分子固体のその他の性質
  • 遺伝子発現
関連発表論文 K. Tsumoto et al., Langmuir, (2001), 17, 7225-7228
研究制度
  • 戦略的創造研究推進事業 CRESTタイプ、分子複合系の構築と機能/研究代表者 吉川 研一(京都大学大学院理学研究科)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 野村 M.慎一郎,湊元 幹太,中谷 陽一,吉川 研一. 人工細胞モデルの構築 巨大リポソーム内部での生化学反応. 戦略的基礎研究推進事業 分子複合系の構築と機能 平成13年度シンポジウム,2001. p.59 - 59.

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