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NADHモデル反応の金属イオン触媒制御

研究報告コード R013000421
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • 藤井 義則
  • 稲田 理
  • 伊東 忍
  • 福住 俊一
  • 大久保 敬
  • 末延 知義
  • 今堀 博
研究者所属機関
  • 大阪大学大学院工学研究科
  • 大阪大学大学院工学研究科
  • 大阪市立大学大学院理学研究科
  • 大阪大学大学院工学研究科
  • 大阪大学大学院工学研究科
  • 大阪大学大学院工学研究科
  • 京都大学大学院工学研究科
研究機関
  • 大阪市立大学大学院理学研究科
  • 大阪大学大学院工学研究科
報告名称 NADHモデル反応の金属イオン触媒制御
報告概要 4-アルキルNADH類似体の1-ベンジル-4-t-ブチル-1,4-ジヒドロニコチンアミド (tBuBNAH) のアセトニトリル溶液にp-ベンゾキノン (Q) を添加しても反応は全く進行しないが,スカンジウムトリフラート [Sc(OSO2CF3)3] を添加するとNADH類縁体とQとの環化付加生成物が定量的に得られた(図1)。X線結晶構造解析によりtBuBNAHとQとの付加生成物は,[2+3] 環化付加体であった。他の希土類金属塩を用いても同様の反応が進行したが,マグネシウムイオン [Mg(ClO4)2] を用いた場合には,BNAHからQへの電子移動過程を経てヒドリド移動反応が進行することを見出した(図1)。このような反応経路の違いは,金属イオンのルイス酸性の違いに由来すると考えられ,NADH類縁体からQへの電子移動の結果生成するセミキノンラジカルアニオン (Q・-) と金属イオンとの錯体の求核性の違いによることがわかった。
画像

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R013000421_01SUM.gif
研究分野
  • 非遷移金属元素の錯体
  • 第3族元素の錯体
  • 分子化合物
  • ヌクレオシド,ヌクレオチド
関連発表論文 (1)福住 俊一,藤井 義則,稲田 理,大久保 敬,伊藤 忍,末延 知義,今堀 博,NADHモデル反応の金属イオン触媒制御 戦略的基礎研究推進事業 分子複合系の構築と機能 平成13年度シンポジウム,2001. p.75-75
(2)Fukuzumi S; Fujii Y. Suenobu, T.j. Am. Chem. Soc. 2001, 123, 10191
研究制度
  • 戦略的創造研究推進事業 CRESTタイプ、分子複合系の構築と機能/研究代表者 福住 俊一(大阪大学大学院工学研究科)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 福住 俊一,藤井 義則,稲田 理,大久保 敬,伊東 忍,末延 知義,今堀 博. NADHモデル反応の金属イオン触媒制御. 戦略的基礎研究推進事業 分子複合系の構築と機能 平成13年度シンポジウム,2001. p.75 - 75.

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