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フェロセン-キノン類の連結系の基底状態における分子内電子移動反応の金属イオン添加効果

研究報告コード R013000423
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • 岡本 健
  • 吉田 裕
  • 荒木 保幸
  • 伊藤 攻
  • 今堀 博
  • 福住 俊一
  • 今堀 博
研究者所属機関
  • 大阪大学大学院工学研究科
  • 大阪大学大学院工学研究科
  • 東北大学多元物質科学研究所
  • 東北大学多元物質科学研究所
  • 東北大学多元物質科学研究所
  • 大阪大学大学院工学研究科
  • 京都大学大学院工学研究科
研究機関
  • 大阪大学大学院工学研究科
  • 東北大学多元物質科学研究所
報告名称 フェロセン-キノン類の連結系の基底状態における分子内電子移動反応の金属イオン添加効果
報告概要 自由度のあるメチレンスペーサーを持つフェロセン-ナフトキノン連結系 (Fc-NQ) 及び堅固なアミドスペーサーを持つフェロセン-キノン連結系 (Fc-Q) を新規に合成し,基底状態における分子内電子移動可能な金属イオン添加効果及び光電子移動における水素結合生成のダイナミクスを検討した(図1)。Fc-NQ及びFc-QはFc部位からNQ部位およびQ部位への電子移動の自由エネルギー変化は各々 (ΔG0et=0.55eV, 1.19eV) と正になるため,室温でFc部位からQ部位へ電子移動は起こらない。しかしFc-NQのMeCN溶液にSc(OTf)3を添加するとフェロセニウムイオン由来の860nm付近及びセミキノンラジカルアニオン由来の420nm付近が同時に上昇した。従って分子内電子移動が金属イオン添加により進行することがわかった。この時セミキノンラジカルアニオンはSc3+と錯体を生成していると考えられ,Fc+-NQ・-/Sc3+錯体の生成がESRスペクトル測定により確認された。
画像

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研究分野
  • 第3族元素の錯体
  • 鉄の錯体
  • 分子化合物
関連発表論文 (1)Fukuzumi, S.; Yoshida Y.,Okamoto, K.; Imahori, H.; Araki Y. Ito, O. J. Am. Chem. Soc. 2002,124,6794.
(2)Fukuzumi S.; Okamoto K; Imahori H. Angew. Chem. Int. Ed. 2002,41,620
研究制度
  • 戦略的創造研究推進事業 CRESTタイプ、分子複合系の構築と機能/研究代表者 福住 俊一(大阪大学大学院工学研究科)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 福住 俊一,岡本 健,吉田 裕,荒木 保幸,伊藤 攻,今堀 博. フェロセン-キノン類の連結系の基底状態における分子内電子移動反応の金属イオン添加効果. 戦略的基礎研究推進事業 分子複合系の構築と機能 平成13年度シンポジウム,2001. p.76 - 76.

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