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炭素分子を含む低温固体マトリックスの昇華による炭素微粒子の生成

研究報告コード R013000430
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • 若林 知成
研究者所属機関
  • 京都大学
研究機関
  • 京都大学
報告名称 炭素分子を含む低温固体マトリックスの昇華による炭素微粒子の生成
報告概要 本研究はsp炭素及びsp2炭素から構成される新しい複合同素体の生成を目的に,低温の固体表面を分子反応場として用いる新しい方法で行った。炭素棒を通電加熱,蒸発させ,アルゴンガスとともに冷却したサファイア基板上に凝集させ,アルゴン固体を生成させた。試料温度を上昇させると昇華し,内包炭素分子が表面に残留堆積する。炭素分子密度が高まり,分子の融合反応が進むと,微粒子やポリマーを形成する。さらに凝集が進むと,微粒子自身の温度が急激に上昇し,閃光を放つ。これを可視分光器で測定した結果,微粒子の発光は連続スペクトルであり,約2500Kの黒体輻射スペクトルで近似できることがわかった。生成物が黒体で近似できるならば放射強度は絶対温度の4乗に比例するはずであり,観測した温度は微粒子が到達し得る最高温度と解釈できる。
研究分野
  • 分光法と分光計一般
  • 低温物理一般
  • 分子化合物
研究制度
  • 戦略的創造研究推進事業 CRESTタイプ、分子複合系の構築と機能/研究代表者 戸部 義人(大阪大学大学院基礎工学研究科)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 若林 知成. 炭素分子を含む低温固体マトリックスの昇華による炭素微粒子の生成. 戦略的基礎研究推進事業 分子複合系の構築と機能 平成13年度シンポジウム,2001. p.80 - 80.

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