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ジルコナシクロペンタジエンの二重結合での反応:ベンゼン誘導体の新規な合成反応

研究報告コード R013000436
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • 石川 正憲
  • 霍 守権
  • 高橋 保
研究者所属機関
  • 北海道大学触媒化学研究センター
  • 北海道大学触媒化学研究センター
  • 北海道大学触媒化学研究センター
研究機関
  • 北海道大学触媒化学研究センター
報告名称 ジルコナシクロペンタジエンの二重結合での反応:ベンゼン誘導体の新規な合成反応
報告概要 ジルコナサイクルの骨格を保持したままα炭素-β炭素結合間の二重結合を反応させた例は今までに無く,本研究ではジルコナシクロペンタンジエン1の二重結合での反応を期待して実験を行った。系中でジクロロカルベンを発生させ,酸で加水分解すると1,1-ジクロロシクロプロパン誘導体2が生成し,同様にSimmons-Smith型の反応を行ったところシクロプロパン化した生成物4を与えた(図1)。また,両中間体を重水で処理したところジルコニウム-α炭素結合が切断され,そこにDが2つ入った化合物2a-d, 4a-dが生成した。この事実から,やはりジルコナサイクルを保ったまま二重結合とカルベン及びSimmons-Smith型試薬が反応した中間体3,5が生成していることが示唆された。さらに,Simmons-Smith型試薬が反応した中間体5に一酸化炭素を作用させたところ驚いたことに1,2,3および5位に置換基を持つ四置換ベンゼンが生成した。
画像

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研究分野
  • 第4族,第5族元素の錯体
  • シクロプロパン系
  • シクロペンタン系
研究制度
  • 戦略的創造研究推進事業 CRESTタイプ、分子複合系の構築と機能/研究代表者 高橋 保(北海道大学触媒化学研究センター)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 石川 正憲,霍 守権,高橋 保. ジルコナシクロペンタジエンの二重結合での反応 ベンゼン誘導体の新規な合成反応. 戦略的基礎研究推進事業 分子複合系の構築と機能 平成13年度シンポジウム,2001. p.83 - 83.

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