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シクロメタル化したNCN型三座配位子を有するルテニウム (II) 錯体の合成と性質

研究報告コード R013000441
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • 小泉 武昭
  • 東門 孝志
  • 田中 晃二
研究者所属機関
  • 科学技術振興事業団 戦略的基礎研究推進事業
  • 総合研究大学院大学
  • 岡崎国立共同研究機構分子科学研究所
研究機関
  • 岡崎国立共同研究機構分子科学研究所
報告名称 シクロメタル化したNCN型三座配位子を有するルテニウム (II) 錯体の合成と性質
報告概要 三座配位子1及び2(図1)を用いて錯体の合成を行った。RuCl2(napy)(DMSO)2 (napy=1,8-naphthyridine) と2倍モル量のAgPF6との反応によりClを除去した後,1あるいは2を加え,COを1気圧で作用させることにより,[Ru(L)(η2-napy)(CO)]n+ (PF6-)nを得た(図2)。錯体3のX線結晶構造解析の結果を図3に示す。1のC-H結合が活性化され,Ru-C結合を含んだ三座配位子としてmer-型に配位している。napyはRu中心に対してキレート型に配位し四員環構造を形成しており,残った配位座をCOが占めた歪んだ六配位構造をとっている。各々の錯体についてCVを測定すると,3では-1.40Vにnapyの還元に基づくピークが,4では-1.33及び-1.63にnapy及び三座配位子の還元に基づくピークが非可逆波として観測された。4はtpyを配位子に有する錯体の場合と比較して電位が正の方向にシフトしており,N-位を四級化し還元されやすくなったものと考えられた。
画像

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研究分野
  • 遷移金属錯体一般
  • 電気化学一般
研究制度
  • 戦略的創造研究推進事業 CRESTタイプ、分子複合系の構築と機能/研究代表者 田中 晃二(岡崎国立共同研究機構分子科学研究所)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 小泉 武昭,東門 孝志,田中 晃二. シクロメタル化したNCN型三座配位子を有するルテニウム(II)錯体の合成と性質. 戦略的基礎研究推進事業 分子複合系の構築と機能 平成13年度シンポジウム,2001. p.86 - 86.

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