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水溶液からの水素または酸素生成に活性な可視光応答性光触媒の開発

研究報告コード R013000445
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • 工藤 昭彦
研究者所属機関
  • 東京理科大学
研究機関
  • 東京理科大学
報告名称 水溶液からの水素または酸素生成に活性な可視光応答性光触媒の開発
報告概要 本研究では,まず価電子帯を形成できると期待されるBi3+とAg+からなる酸化物に着目し,BiVO4とAgNbO3が可視光照射下 (λ>420nm) での硝酸銀水溶液からの酸素生成反応に高活性を示すことを見出した。BiVO4とAgNbO3は可視光領域に鋭い吸収端を持ち,それらのバンドキャップは各々2.4, 2.86eVと見積もられた。次に,種々の金属イオンをドーピングしたSrTiO3の可視光照射下での光触媒活性を調べた結果,Cr3+とTa5+またはSb5+を共ドープしたSrTiO3が,Pt助触媒存在下,メタノール水溶液からの水素生成反応に活性を示した。一方,Cr3+とSb5+を共ドープしたTiO2が,硝酸銀水溶液からの酸素生成反応に活性を示すことを見出した。さらに,CuやNiを共ドープしたZnSが,可視光照射下でK2SO3水溶液から比較的効率良く水素を生成した。これらの触媒は,Ptなどの助触媒を担持しなくても,このような活性を示したことは特筆すべきことである。
研究分野
  • 触媒反応一般
  • 塩基,金属酸化物
研究制度
  • 戦略的創造研究推進事業 CRESTタイプ、分子複合系の構築と機能/研究代表者 堂免 一成(東京工業大学資源化学研究所)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 工藤 昭彦. 水溶液からの水素または酸素生成に活性な可視光応答性光触媒の開発. 戦略的基礎研究推進事業 分子複合系の構築と機能 平成13年度シンポジウム,2001. p.90 - 90.

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