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無機層状化合物の単層剥離-再構築による水の全分解光触媒の開発

研究報告コード R013000446
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • 海老名 保男
  • 佐々木 高義
  • 渡辺 遵
研究者所属機関
  • 物質・材料研究機構 物質研究所
  • 物質・材料研究機構 物質研究所
  • 物質・材料研究機構 物質研究所
研究機関
  • 物質・材料研究機構 物質研究所
報告名称 無機層状化合物の単層剥離-再構築による水の全分解光触媒の開発
報告概要 層状ペロブスカイトの単層剥離微粒子(ナノシート)を種々の陽イオンを添加することで層状化合物へ再構築し,水を分解する光触媒としての有用性を検討した。Ru-redを含むKOH水溶液にナノシートゾル溶液を滴下したところ凝集物が生成した。凝集物はXRDにより層状構造に再構築されたことがわかった。この再構築体Ru-red:K-Ca2Nb3O10の水分解の光触媒能を調べたところH2が27μmol・h-1生成した。この再構築体を500℃で1時間焼成してRu-redを酸化したRuOx:K-Ca2Nb3O10としたところ,H2が48μmol・h-1,O2が23μmol・h-1と水を量論比で分解する全分解反応が進行した。同様にK以外の陽イオンで再構築したRuOx再構築体の活性を検討した結果を表1に示す。バルクのKCa2Nb3O10では水素と酸素を同時に生成する水の全分解反応は達成されておらず,本剥離-再構築法が水の全分解能への修飾を図る手法として有効であることが見出された。
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研究分野
  • 光化学反応
  • 塩基,金属酸化物
  • 分子化合物
研究制度
  • 戦略的創造研究推進事業 CRESTタイプ、分子複合系の構築と機能/研究代表者 堂免 一成(東京工業大学資源化学研究所)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 海老名 保男,佐々木 高義,渡辺 遵. 無機層状化合物の単層剥離-再構築による水の全分解光触媒の開発. 戦略的基礎研究推進事業 分子複合系の構築と機能 平成13年度シンポジウム,2001. p.90 - 90.

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