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キメラレセプターを利用したErbBレセプターのリガンド結合部位の同定

研究報告コード R013000467
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • 金 載勲
  • 齋藤 一樹
研究者所属機関
  • Center for Cellular Switch Protein Structure, Korea Research Institute of Bioscience and Biotechnology
  • 理化学研究所・ゲノム科学総合研究センター,タンパク質構造・機能研究グループ
研究機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
報告名称 キメラレセプターを利用したErbBレセプターのリガンド結合部位の同定
報告概要 リガンド結合部位を同定する目的で,ErbB-1(通称・EGFレセプター)とErbB-4との間で一連のキメラレセプターを作製した。EGFおよびNRGは,それぞれErbB-1,ErbB-4に特異的なリガンドなので,それらのキメラレセプターへのリガンド結合を検討することにより,ErbB-1,ErbB-4へのリガンド結合の部位・様式を明らかにした。その結果,EGFはErbB-1の細胞外ドメインI,IIIに結合するのに対して,NRGはErbB-4の細胞外ドメインIにおもに結合することが判明した。さらに,レセプターの自己リン酸化や下流のMAPキナーゼの活性化なども観測し,リガンド結合と同様の結果を得た。
画像

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研究分野
  • 生化学的分析法
  • 分子構造
  • 蛋白質・ペプチド一般
  • 細胞膜の受容体
関連発表論文 (1)Kim, J.-H., Saito, K. & Yokoyama, S. (2002) Chimeric receptor analysis of the interactions of the ectodomains of ErbB-1 with epidermal growth factor and of those of ErbB-4 with neuregulin. Eur. J. Biochem., 269, 2323-2329.
(2)Saito, K., Kim, J.-H., Yamanaka, M. & Yokoyama, S. (2000) Ligand specificity of ErbB receptors. "Proceedings of the 8th Akabori Conference" (Ed. by Shioiri, T.), pp.391-394, Akabori Conference Association.
研究制度
  • 創造科学技術推進事業、横山情報分子プロジェクト/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 齋藤 一樹. 非天然アミノ酸導入を利用した新たな細胞内情報伝達経路創製への挑戦 EGFレセプターの構造解析から改変まで. 創造科学技術推進事業 横山情報分子プロジェクトシンポジウム 「人工的な遺伝・細胞情報処理システムをめざして」 講演要旨集(研究期間:1996-2001),2001. p.31 - 42.

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