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高静磁場fMRIによるサブミリ高空間分解能

研究報告コード R013000477
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • 程 康
  • R. Allen Waggoner
  • 田中 啓治
研究者所属機関
  • 理化学研究所脳科学総合研究センター
  • 理化学研究所脳科学総合研究センター
  • 理化学研究所脳科学総合研究センター
研究機関
  • 理化学研究所 脳科学総合研究センター
報告名称 高静磁場fMRIによるサブミリ高空間分解能
報告概要 第一次視覚野では,左目あるいは右目から強い入力を受ける神経細胞が周期的に交互に並んだ帯状の領域(眼優位性コラム)を構成する。私たちは4テスラの静磁場のMR装置を用いて,分割EPI法により健常な被験者の第一次視覚野の眼優位性コラムを画像化することを試みた。第一次視覚野が平らに広がった鳥矩溝の上壁に平行になるようにスライスを設定し,使用する視覚刺激で刺激される第一次視覚野の範囲を予め別の実験により定め,この範囲で左目刺激と右目刺激で信号の大きさが一貫して変化する画素の分布を調べた。左目優位の画素と右目優位の画素は約1ミリの間隔で交互に並んだ帯状の領域に固まって存在した。帯の方向と間隔は,片目を治療目的で摘出した患者の眼優位性コラムのデータとよく一致した。また,同じ被験者について別の日に行ったfMRI実験において,よく重複するパターンが再現された。これらの結果は,高静磁場fMRIを使って人間の脳機能を1ミリ以下の高空間分解能で研究できることを示した。
研究分野
  • 生物科学研究法一般
  • 中枢神経系
  • 視覚
  • 生体計測
  • 医用画像処理
関連発表論文 (1)K. Cheng, R.A. Waggoner, and K. Tanaka: Human ocular dominance columns as revealed by high-field functional magnetic resonance imaging, in preparation.
研究制度
  • 共同研究等促進事業、秋田県「脳活動に伴う二次信号の計測とその発生機序に関する研究」/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 程 康,R. Allen Waggoner,田中 啓治. サブミリの空間分解能での機能的磁気共鳴脳活動イメージング. 共同研究等促進事業 秋田地区「脳活動に伴う二次信号の計測とその発生機序に関する研究」共同研究終了報告書,2000. p.123 - 127.

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