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PaCO2変動負荷時の脳血流量変化における血球速度の寄与

研究報告コード R013000489
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • 柏倉 健一
  • 関 千江
  • 松浦 哲也
  • 藤田 英明
  • 菅野 巌
研究者所属機関
  • 科学技術振興事業団 秋田研究室
  • 科学技術振興事業団 秋田研究室
  • 科学技術振興事業団 秋田研究室
  • 科学技術振興事業団 秋田研究室
  • 秋田県立脳血管研究センター
研究機関
  • 科学技術振興事業団 秋田研究室
  • 秋田県立脳血管研究センター
報告名称 PaCO2変動負荷時の脳血流量変化における血球速度の寄与
報告概要 PaCO2変動負荷時の脳血流量変化に対し,血球速度及び血管容積のいずれが寄与するかをレーザー・ドップラー血流計を用いて検討した。6匹の雄Sprague-Dawleyラットを開頭し,体性感覚野上で測定を行った。換気量を4分間隔で変化させ,各中間時点で採血(18回/個体)し,PaCO2,PaO2,pHを求めた。一方,採血を挟んだ1分間のFlux(血流量),Verocity(血球速度),CMBC(血球濃度)の平均値を各々の初期値で基準化し,同様に基準化したPaCO2値との回帰を求めた。この結果,得られた回帰直線はFluxがy=0.90x+0.26(r=0.95),Verocityがy=0.60x+0.55(r=0.96),CMBCがy=0.14x+0.86(r=0.72)であった。一方,FluxとVelocityとの回帰はy=0.65x+0.40(r=0.97),また,FluxとCMBC間は,y=0.17x+0.80(r=0.83)であった。この結果,PaCO2変動負荷時の脳血流量変化は血球速度の寄与分が大きいことが確認された。(図1)
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研究分野
  • 計測学一般
  • レーザの応用
  • 生物科学研究法一般
  • 中枢神経系
  • 生体計測
関連発表論文 (1)柏倉健一,関千江,松浦哲也,藤田英明,菅野巌:「PaCO2変動負荷による脳血流量の変化と血球速度及び血球濃度との関係—レーザードップラー血流計を用いたラット脳表微小循環測定」,日本脳循環代謝学会誌10:168-175,1998
研究制度
  • 共同研究等促進事業、秋田県「脳活動に伴う二次信号の計測とその発生機序に関する研究」/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 柏倉 健一,関 千江,松浦 哲也,藤田 英明,菅野 巌. ラット体性感覚野における血流量,血流速度,及び血液量の関係. 共同研究等促進事業 秋田地区「脳活動に伴う二次信号の計測とその発生機序に関する研究」共同研究終了報告書,2000. p.366 - 375.

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