TOP > 研究報告検索 > 高空間分解能ベータカメラの開発

高空間分解能ベータカメラの開発

研究報告コード R013000492
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • 山本 誠一
  • 柏倉 健一
  • 菅野 巌
研究者所属機関
  • 神戸市立工業高等専門学校
  • 科学技術振興事業団 秋田研究室
  • 秋田県立脳血管研究センター
研究機関
  • 科学技術振興事業団 秋田研究室
  • 秋田県立脳血管研究センター
  • 神戸市立工業高等専門学校
報告名称 高空間分解能ベータカメラの開発
報告概要 現状のポジトロンCT(PET)装置の空間分解能は,主に検出器の大きさで決定され4mm FWHM程度が限界となっている。この空間分解能は人の臨床的測定には十分であるかもしれないが,小動物を用いた動物の測定には十分といえない。そこでPET装置の空間分解能の限界を超える画像化装置として高分解能ベータカメラを開発した。ベータカメラはCaF2(Eu)シンチレータ,テーパーファイバー,位置有感型光電子増倍管より構成される。位置有感型光電子増倍管の出力は位置演算され,メモリに蓄えられた後パーソナルコンピュータに送られ表示や解析が行われる。今回,有効視野の異なる2種類のベータカメラを開発した。一つは有効視野が直径20mmのカメラで,もう一つは有効視野10mmのカメラである。固有空間分解能は20mm視野のカメラで0.8mm FWHM,10mmのカメラで0.5mmFWHMであった。さらにベータカメラを用いた応用として非侵襲入力関数測定を試み,また画質の向上を行った。(図1)
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

R013000492_01SUM.gif
研究分野
  • 計測機器一般
  • 放射線計測・計測器一般
  • 生物科学研究法一般
  • 中枢神経系
  • 生体計測
関連発表論文 (1)山本誠一,関千江,柏倉健一,藤田英明,松田忠重,伴隆一,菅野巌:高分解能ベータカメラの開発,核医学第34巻第5号306-314(1997)
(2)S. Yamamoto, C. Seki, K. Kashikura, H. Fujita, R. Ban, I. Kanno. Development of a High Resolution Beta Camera for a Direct Measurement of Positron Distribution on Brain Surface. IEEE Transactions on Nuclear Science, Vol.44, No.4, 1538-1542, 1997
(3)山本誠一,松田忠重,橋川一雄,西村恒彦:O-15水測定時におけるベータカメラを用いた非侵襲的入力関数の測定の試み,核医学第34巻11号,1041-1046(1997)
(4)S. Yamamoto, T. Matsuda, K. Hashikawa, T. Nishimura. Imaging of an artery from skin surface using beta camera IEEE Transactions on Nuclear Science, Vol.46, No.3, 483-486 (1999)
(5)S. Yamamoto, T. Matsuda, I. Kanno. Development of a DSP-based real-time position calculation circuit for a beta camera. Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A. 441, 359-365 (2000)
研究制度
  • 共同研究等促進事業、秋田県「脳活動に伴う二次信号の計測とその発生機序に関する研究」/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 山本 誠一,柏倉 健一,菅野 巌. ベータカメラの開発. 共同研究等促進事業 秋田地区「脳活動に伴う二次信号の計測とその発生機序に関する研究」共同研究終了報告書,2000. p.435 - 440.

PAGE TOP