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3次元PET散乱同時係数と計数損失の補正法

研究報告コード R013000495
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • 菅野 巌
研究者所属機関
  • 秋田県立脳血管研究センター
研究機関
  • 秋田県立脳血管研究センター
報告名称 3次元PET散乱同時係数と計数損失の補正法
報告概要 PETの3次元収集は,2次元収集に比較して飛躍的に感度を増大させることができる。3次元再構成にあたっては,散乱成分の除去が定量性を向上させる上でも重要となる。従来研究されてきた散乱線補正(散乱線除去)法は,いずれもデータ量や再構成時間の大幅な増大や予備実験の必要性などから,必ずしも臨床上実用的であるとは言いがたい。そこで島津製PET装置SET-2300W(HEADTOME-V)において高速で簡便な散乱補正法を開発し,その有効性を評価した。エミッションデータのサイノグラムの裾からフイッティングによって散乱成分を推定する散乱線補正方法を開発した。この方法は,余分なデータ収集や予備実験が不要で,なおかつ短時間での処理が可能である。散乱補正前後のデータを比較すると,明らかに画質が改善し定量性も向上していることが分かった。ノイズ低減シールドや再構成処理装置と併用することで,3次元PETを使った脳機能検査の有用性がますものと期待される。(図1)
画像

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研究分野
  • 計測学一般
  • 生物科学研究法一般
  • 中枢神経系
  • 生体計測
  • 医用画像処理
研究制度
  • 共同研究等促進事業、秋田県「脳活動に伴う二次信号の計測とその発生機序に関する研究」/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 菅野 巌. 3次元PET散乱同時係数と計数損失の補正法の開発. 共同研究等促進事業 秋田地区「脳活動に伴う二次信号の計測とその発生機序に関する研究」共同研究終了報告書,2000. p.531 - 535.

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