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高比放射能放射薬剤製造法の研究

研究報告コード R990003985
掲載日 2001年2月6日
研究者
  • 鈴木 和年
研究者所属機関
  • 放射線医学総合研究所
研究機関
  • 文部科学省 放射線医学総合研究所
報告名称 高比放射能放射薬剤製造法の研究
報告概要 極微量物質を高精度に計測する上で,放射薬剤の高比放射能化と測定器の高感度化は重要である。11C,13N,18F,38Kなどの短半減期ポジトロンエミッタは,理論的には非常に高い比放射能を有する。しかし,これらのポジトロンエミッタで標識化合物を合成する場合,製造工程の段階で環境中に存在する非放射性元素,即ち炭素や窒素により同位体希釈されその比放射能は極端に低下する。そこで,ポジトロンエミッタ標識放射薬剤の高比放射能化を達成するために,高比放射能対応型迅速自動製造システムの開発を行うと共に,同位体希釈を防止するための方法を開発した。その結果,11C,13N,18F,38K標識化合物について本研究の第一目標であった10Ci/μmolを達成することができた。本研究により確立されたポジトロンエミッタ標識薬剤の高比放射能自動製造技術や簡便なHPLC用高感度検出器は,今後のPET薬剤のサブフェムトモル領域への応用に有用と思われる。
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研究分野
  • 生物科学研究法一般
  • 生体計測
  • 医療用機器装置
  • 放射線医学一般
  • 同位体装備機器
関連発表論文 (1)K. Suzuki et al: Development of am Automated System for the Quick Production of 13N-labeled Compounds with High Specific Activity Using Anhydrous [13N] NH3, Appl, Radiat. Isof. 50, 1033-1038, 1999.
(2)K. Suzuki et al: Production of [13N] NH3 with Ultra-High Specific Activity. Ibid. 50, 497-503, 1999.
(3)K. Nagatsu et al: A Nobel Way of Producing an Aqueous Solution of 38K+ Via the 40Ar (p.3nl-Process, ibid. 49, 1505-1510, 1998.
研究制度
  • 国際共同研究事業、サブフェムトモルバイオ認識プロジェクト/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 鈴木 和年. 高比放射能放射薬剤製造法の研究. 国際共同研究事業 サブフェムトモルバイオ認識プロジェクト 研究終了報告書(研究期間:1993-1997),1998. p.131 - 158.

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