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細胞増殖における染色体複製の型の多様性と複製装置の活性化の分子機構

研究報告コード R030000001
掲載日 2005年3月18日
研究者
  • 新井 賢一
研究者所属機関
  • 東京大学医科学研究所
研究機関
  • 東京大学
報告名称 細胞増殖における染色体複製の型の多様性と複製装置の活性化の分子機構
報告概要 血球細胞の増殖と分化を制御する、サイトカイン受容体のシグナル伝達機構の解析から、受容体に連結するチロシンキナーゼの活性化が種々のシグナル伝達分子を通じて、細胞の増殖と生存を制御する分子機構を明かにした。サイトカイン受容体の刺激に応答して複製装置が活性化されるが、その活性化を担う、Cdc7-ASKキナーゼ複合体を同定し、その機能が、動物細胞の増殖および、DNA複製に必須であることをマウスES細胞の条件致死変異体の作製により証明した。Cdc7-ASKの重要な標的は、複製装置の構成因子であり複製フォークでDNAヘリカーゼとして機能するMCM複合体であり、CdkとCdc7による、MCM2サブユニットの連続的リン酸化により、複製起点が活性化される。一方、複製フォークの停止により誘導される組み換え依存性のDNA複製に必要とされるDEXH型DNAヘリカーゼPriAが停止した複製フォーク構造に特異的に結合することを示し、それに関与する構造を明かにした。また、転写因子によるクロマチンリモデリングが、Th1/Th2特異的サイトカイン遺伝子発現の運命決定に関与することを明かにした。
研究分野
  • サイトカイン
  • 遺伝子の複製
  • 発生と分化
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業 研究領域「生命活動のプログラム」 研究代表者 新井 賢一
研究報告資料
  • 新井 賢一. 生命活動のプログラム 細胞増殖における染色体複製の型の多様性と複製装置の活性化の分子機構. 戦略的基礎研究推進事業 平成7年度 採択研究課題 研究終了報告書 概要版 2002. p.3 - 18.

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