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ポジトロンエミッショントモグラフィーを用いた脳高次機能の解析 脂質系メッセンジャーと脳機能

研究報告コード R990003995
掲載日 2001年2月6日
研究者
  • 武地 一
研究者所属機関
  • 浜松ホトニクス中央研究所PETセンター、大阪バイオサイエンス研究所
研究機関
  • 浜松ホトニクス中央研究所PETセンター
  • (財)大阪バイオサイエンス研究所
報告名称 ポジトロンエミッショントモグラフィーを用いた脳高次機能の解析 脂質系メッセンジャーと脳機能
報告概要 ポジトロンエミッショントモグラフィー(PET)の応用の中で,生体物質もしくはその類縁体を標識して,その生体内分布,病的変化を知ることは最も重要な研究である。本プロジェクトでは,まだ開発が進んでいない脂質系神経修飾因子,特にプロスタグランジン類のPETリガンドとしての有用性を検討した。その結果,脳内では血小板などに発現されているのとは異なるプロスタサイクリン受容体が発現されていることを発見し,その受容体の結合特性,分布を明らかにした。イロプロストを用いた時には高い結合を示した孤束核での結合は,血小板などの結合の特徴と類似していた。結合の特異性は末梢型,中枢型にはっきりとした差が見られた。中枢型の脳内での結合部位は,きゅう球,線状体,背外側中隔,大脳皮質,視床,海馬,視床下部の一部,背側か牛神経核に見られた。また,ラットの海馬スライスでプロスタサイクリンが,新規に発見した受容体を介して,可逆的にシナプス伝達を促進することも分かった。
画像

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研究分野
  • 脊椎動物ホルモン
  • 中枢神経系
  • 基礎放射線医学
研究制度
  • 国際共同研究事業、サブフェムトモルバイオ認識プロジェクト/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 武地 一. ポジトロンエミッショントモグラフィーを用いた脳高次機能の解析 脂質系メッセンジャーと脳機能. 国際共同研究事業 サブフェムトモルバイオ認識プロジェクト 研究終了報告書(研究期間:1993-1997),1998. p.365 - 371.

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