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言語の脳機能に基づく言語獲得装置の構築

研究報告コード R030000147
掲載日 2005年3月18日
研究者
  • 酒井 邦嘉
研究者所属機関
  • 東京大学大学院総合文化研究科
研究機関
  • 東京大学
報告名称 言語の脳機能に基づく言語獲得装置の構築
報告概要 機能的磁気共鳴映像法(fMRI)の実験から、文法処理を伴う言語理解で人間の脳が特異的に活動することを発見した。文法判断課題における皮質活動を、文や単語の短期記憶課題における活動と直接比較したところ、ブローカ野を含む左脳の前頭前野で文法処理に選択的な活動が観察された。この活動は、課題の難易度や言語性短期記憶などの一般的な認知因子では説明することはできない。また、経頭蓋的磁気刺激法(TMS)の実験から、意味処理から独立した「文法中枢」の座を特定することに初めて成功した。以上の結果は、ブローカ野が文法処理を司ることを示す直接的な証拠である。
研究分野
  • 中枢神経系
  • 神経系の疾患
研究制度
  • 戦略的創造研究推進事業 研究領域「脳を創る」 研究代表者 酒井 邦嘉
研究報告資料
  • 酒井 邦嘉. 脳を創る 言語の脳機能に基づく言語獲得装置の構築. 戦略的創造研究推進事業 平成9年度 採択研究課題 研究終了報告書 概要版 2003. p.681 - 691.

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