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上皮-間充織相互作用による平滑筋分化の分子機構

研究報告コード R990004002
掲載日 2001年2月6日
研究者
  • 福田 公子
研究者所属機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
研究機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
報告名称 上皮-間充織相互作用による平滑筋分化の分子機構
報告概要 消化管の平滑筋は動物における食物のすりつぶしや蠕動運動に必要な筋である。これまで殆ど研究の進んでいない平滑筋分化の分子的な機構を解析すべく、ニワトリの胚からの発生・分化・形成過程を対象に、平滑筋分化の仕組を追跡した。ニワトリの前胃と砂嚢は、発生の初期には内腔に面した上皮とそれを取り囲む間充組織という単純で似た構造をしているが、発生につれて次第に異なる分化を遂げ、夫々独自の機能を獲得する。平滑筋の発達する砂嚢間充織を用い、Differential display法を適用して、砂嚢間充織特異的なcDNA群を単離した。その内の1つ、cFKBP/SMAPは平滑筋分化を調節する因子であった。また、上皮がcFKBP/SMAPの発現を阻害的に調節して、平滑筋が消化管の際外層に分化することが解った。本研究の結果は、上皮間充織相互作用の新たな面に光を投げかけるものであり、筋肉腫の治療や人工臓器の研究などの医学分野での応用が辞退される。
画像

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研究分野
  • 生物科学研究法一般
  • 遺伝子発現
  • 進化論一般
  • 細胞生理一般
  • 動物学研究法
  • 筋肉
関連発表論文 (1)K. Fukuda, Y. Tanigawa, G. Fujii, S. Yasugi, S. Hirohashi cFKBP/SMAP; a novel molecule involved in the regulation of smooth muscle differentiation. Development, 125(18), 3538-3542 (1998)
研究制度
  • 創造科学技術推進事業、広橋細胞形象プロジェクト/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 福田 公子. 上皮-間充織相互作用による平滑筋分化の分子機構. 創造科学技術推進事業 広橋細胞形象プロジェクトシンポジウム —細胞とその社会の分子病理学の発展— 講演要旨集(研究期間:1993-1998),1998. p.27 - 33.

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