TOP > 研究報告検索 > 老化脳における神経の可塑性制御の分子基盤

老化脳における神経の可塑性制御の分子基盤

研究報告コード R030000154
掲載日 2005年3月18日
研究者
  • 森 望
研究者所属機関
  • 国立療養所中部病院長寿医療研究センター分子遺伝学研究部
研究機関
  • 国立療養所中部病院長寿医療研究センター
報告名称 老化脳における神経の可塑性制御の分子基盤
報告概要 神経の分化、成熟、可塑性、再生、変性など、さまざまな応答時にリン酸化チロシンシグナルが動く。我々は、神経特異的なリン酸化チロシンアダプターN-Shc を単離し、その機能解析を進めた。その結果、N-Shc は神経系に多いp250-GAP/Grit と結合しCrk を介してアクチン骨格を変換することを発見した。N-Shc は神経栄養因子BDNF により活性化され、神経の分化、生存に働き、神経変性や再生時にも発現が変化した。また、G蛋白共役受容体の活性を修飾した。これらの事実からN-Shc は成熟神経で様々な調節に関与することが明らかとなり、老化脳での変化も示唆された。他の神経制御因子であるNRSFとSCG10 についても加齢変動等の解析をしたが、老化ではあまり変化が見られなかった。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

R030000154_01SUM.gif R030000154_02SUM.gif R030000154_03SUM.gif
研究分野
  • 神経系一般
  • 老化と死
  • 神経の基礎医学
研究制度
  • 戦略的創造研究推進事業 研究領域「脳を守る」 研究代表者 森 望
研究報告資料
  • 森 望. 脳を守る 老化脳における神経の可塑性制御の分子基盤. 戦略的創造研究推進事業 平成9年度 採択研究課題 研究終了報告書 概要版 2003. p.759 - 774.

PAGE TOP