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過冷金属の本性と安定化機構の解明 研究の概要と今後の展望

研究報告コード R030000160
掲載日 2005年2月22日
研究者
  • 井上 明久
研究者所属機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
研究機関
  • 科学技術振興事業団
報告名称 過冷金属の本性と安定化機構の解明 研究の概要と今後の展望
報告概要 本プロジェクトは、安定化した過冷却液体を持つことができる新金属の構造や変態の特徴および安定化機構と支配因子を解明することである。過冷却液体の構造の温度・時間による変化およびガラス相、結晶、準結晶への相転移をX線回折、高分解能透過電顕、走査型レーザ顕微鏡などを用いて、その場解析やその場観察手法による調査は、過冷却液体の安定性が5~8桁も向上した合金系が見出されたことによって、初めて可能になった。さらに過冷却液体を塊状として使用が可能になり、ニュートン粘性流動の精緻な測定とこれに基づいた機構解明が可能になると共に、種々な3次元・複雑形状材への加工性の基礎を明らかにするための研究を行った。具体的成果には、金属-半金属系の代表系であるFe基金属ガラスや金属-金属系の代表系であるZr基金属ガラスの局所原子配列の解明、Zr基金属ガラスの過冷却液体から結晶や準結晶の初期析出段階での局所構造変化解明がある。また高分解能TEMおよび走査型レーザ顕微鏡により核生成および結晶析出のその場観察解明、過冷却液体の粘性流動の機構解明等がある。
研究分野
  • 結晶成長技術・装置
  • 非晶質・液体金属の電子伝導
  • 金属相変態
  • 計算機シミュレーション
  • 変態組織,加工組織
研究制度
  • 創造科学技術推進事業 井上過冷金属プロジェクト
研究報告資料
  • 井上 明久. 過冷金属の本性と安定化機構の解明 研究の概要と今後の展望. 創造科学技術推進事業 井上過冷金属プロジェクトシンポジウム要旨集-過冷金属の本性と安定化機構の解明-(研究期間:1997-2002),2002. p.1 - 7.

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