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脳細胞の活動と形態変化の高速高分解能計測

研究報告コード R030000183
掲載日 2005年2月22日
研究者
  • 藤崎 久雄
研究者所属機関
  • 科学技術振興事業団 さきがけ研究21
研究機関
  • 科学技術振興事業団
報告名称 脳細胞の活動と形態変化の高速高分解能計測
報告概要 脳に関する観察・計測は様々なレベルで行われている。医療の現場でのX 線CT,MRI,PET 等の画像診断装置による生きている脳の内部観察,基礎研究における電子顕微鏡や共焦点レーザー走査顕微鏡による切片試料の高分解能観察,神経細胞の活動の電気生理学的な計測などの結果を統合して脳の仕組みと働きに関する理解が進んでいる。本研究では,三次元的に複雑な構造の生物試料の深部での生理学的事象を高速観察できるビデオレート2 光子顕微鏡を構築し,生きている脳内の神経細胞および近傍の血流を高分解能で動態観察し,かつ活動の計測を同時に行う方法を確立し,これによって脳内の細胞の形態と活動との関係を明らかにすることを目的とする。これらの研究を通して得られる知識が脳の研究を推進させ,ひいては社会の高年齢化にともなって問題になっている脳の病気の解明が期待される。
画像

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研究分野
  • 生体の顕微鏡観察法
  • 中枢神経系
関連発表論文 (1) 藤崎久雄「2光子励起蛍光顕微鏡」シリーズ・光が拓く生命科学第7巻『生命科学を拓く新しい光技術』第3章第3節122-134頁(共立出版,1999).
(2) 藤崎久雄,佐甲靖志「多光子励起顕微鏡と全反射顕微鏡によるバイオロジー」分光研究 48, 260-267 (1999)
(3) 藤崎久雄「2光子顕微鏡」生物物理 40, 195-198 (2000)
(4) 藤崎久雄「二光子励起法」実験医学別冊ザ・プロトコールシリーズ『GFPとバイオイメージング~原理・応用・検出のすべて~』第3章第2節191-196頁(羊土社,2000)
(5) 藤崎久雄「多光子励起レーザー顕微鏡の特徴と生体計測法」岡崎国立共同研究機構 機構長招聘三技術課合同セミナー(岡崎)1998年12月
(6) 藤崎久雄「リアルタイム2光子顕微鏡の開発と応用,FRETの原理と応用など」第7回コンフォーカル488サマーシンポジウム(前橋)1999年7月
(7) 藤崎久雄「2光子顕微鏡とそれまでの道」東京理科大学特別講義(野田)1999年10月
(8) 藤崎久雄「GFP FRETと2光子顕微鏡」電子顕微鏡学会シンポジウム(東京)2000年5月
(9) 藤崎久雄,精山明敏,李驥耀,佐瀬一郎,柳田敏雄「脳賦活時の血流制御,血管運動ならびに酸素動態の変化:動物を用いたモデル実験からのアプローチ」日本生物物理学会第38回年会(札幌)2000年9月
(10) 藤崎久雄,精山明敏,関淳二,佐瀬一郎,柳田敏雄「ラット脳賦活時の血流制御,血管運動ならびに酸素動態の光計測」日本生理学会第78回大会(京都)2001年3月
(11) 藤崎久雄,精山明敏,佐瀬一郎,大井康浩,柳田敏雄「ラット脳賦活時の神経細胞の活動とヘモグロビンの酸素化状態」日本生物物理学会第39回年会(吹田)2001年10月
(12) 藤崎久雄,大井康浩,精山明敏,柳田敏雄「ラット脳神経活動と血流のビデオレート2光子顕微鏡観察」日本生物物理学会第39回年会(吹田)2001年10月
研究制度
  • さきがけ研究21 「形とはたらき」領域
研究報告資料
  • 藤崎 久雄. 脳細胞の活動と形態変化の高速高分解能計測. 「さきがけ研究21」研究報告会 「形とはたらき」領域 講演要旨集(研究期間:1998-2001),2001. p.135 - 142.

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