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微小脳の高次中枢のモジュール構造と情報表現

研究報告コード R030000186
掲載日 2005年2月22日
研究者
  • 水波 誠
研究者所属機関
  • 科学技術振興事業団 さきがけ研究21
研究機関
  • 科学技術振興事業団
報告名称 微小脳の高次中枢のモジュール構造と情報表現
報告概要 私は、わずか百万個のニューロンから構成され小さな体での生活や行動に適合した昆虫の脳を「微小脳」という概念で捉えることを提唱し、その基本設計の解明を目指している。本研究では当初、昆虫の脳の最高次中枢であるキノコ体のモジュール構造(単位構造)の機能的な意味を明らかにすることを通して、微小脳の機能設計に迫ることに狙いを定めたが、研究が進展するにつれ、そのような研究だけでは微小脳の機能設計に迫るのには限界があることが明らかになった。そこで研究の焦点を微小脳全体のシステム設計に向け直し、微小脳全体での情報の流れに目を向けた研究を進めた。
画像

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研究分野
  • 中枢神経系
  • 神経の基礎医学
関連発表論文 (1) H. Nishino, Y. Yamazaki, M. Nishikawa, F. Yokohari and M. Mizunami Insects smell humidity and temperature. (submitted)
(2) R. Okada, M. Sakura and M. Mizunami Parallel and hierarchical processing streams in an insect brain: an integrated evolutionary perspective (submitted)
(3) Y. Matsumoto and M. Mizunami Lifetime olfactory memory in the cricket Gryllus bimaculatus. (submitted)
(4) Y. Matsumoto and M. Mizunami Temporal determinants of long-term retention of olfactory memory in the cricket Gryllus bimaculatus. (submitted)
(5) M. Sakura and M. Mizunami (2001) Olfactory learning and memory in the cockroach Periplaneta americana. Zool. Sci. 18: 21-28.
(6) Y. Matsumoto and M. Mizunami (2000) Olfactory learning in the cricket Gryllus bimaculatus. J. Exp. Biol. 203: 2581-2588.
(7) M. Mizunami, F. Yokohari and M. Takahata (1999) Exploration into the adaptive design of the arthropod “Microbrain” Zool. Sci. 16: 703-709
(8)水波誠,木村哲也 (2001)微小脳の記憶システム(分担執筆),桑沢清明・冨永佳也・山口恒夫編,もうひとつの脳?微小脳の研究入門,培風館(印刷中)
(9) Y. Matsumoto Y. and M. Mizunami (2000) Olfactory learning in crickets. In Proceesings of The 18th Tsukuba Insect Science Symposium: Learning in Insect Foraging. pp.33-43.
研究制度
  • さきがけ研究21 「形とはたらき」領域
研究報告資料
  • 水波 誠. 微小脳の高次中枢のモジュール構造と情報表現. 「さきがけ研究21」研究報告会 「形とはたらき」領域 講演要旨集(研究期間:1998-2001),2001. p.161 - 170.

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