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強相関一次元遷移金属錯体の光誘起相転移

研究報告コード R030000193
掲載日 2005年2月22日
研究者
  • 岡本 博
研究者所属機関
  • 東京大学大学院新領域創成科学研究科
研究機関
  • 東京大学
報告名称 強相関一次元遷移金属錯体の光誘起相転移
報告概要 絶縁体を光励起すると、電子や正孔またスピンが生成するが、それらが周囲の結晶格子や局在スピンと強い相互作用を起こしたとすると、その相互作用を通じて結晶構造の変化(光誘起構造変化)やスピン配列の変化(光誘起磁性)が生じる可能性がある。本研究では、幅広い電子状態の制御が可能である遷移金属錯体系を対象として、電子格子相互作用や電子スピン相互作用が有効にはたらく物質系(固体場)を構築し、光誘起構造変化や光誘起磁性によって生じる新しい電子相を開拓することを目的とする。
画像

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研究分野
  • 分子の電子構造
  • コバルトとニッケルの錯体
  • 白金族元素の錯体
関連発表論文 (1) H. Okamoto and M. Yamashita, Bull. Chem. Soc. Jpn., Accounts, 71, 2023-2039 (1998).
(2) M. Yamashita, S. Miya, T. Kawashima, T. Manabe, T. Sonoyama, H. Kitagawa, T. Miya, H. Okamoto and R. Ikeda, J. Am. Chem. Soc., 121, 2321-2322 (1999).
(3) M. Yamashita, T. Manabe, K. Inoue, T. Kawashima, H. Okamoto, H. Kitagawa, T. Mitani, K. Toriumi, H. Miyamae and R. Ikeda, Inorganic Chemistry, 38, 1894-1899 (1999).
(4) M. Yamashita, T. Manabe, T. Kawashima, H. Okamoto and H. Kitagawa, Coordination. Chemistry. Review, 190-192, 309-330 (1999).
(5) H. Okamoto, H. Kishida, M. Ono, H. Matsuzaki, M. Yamashita and T. Manabe, Journal of Luminescence, 87-89, 204-206 (2000).
(6) H. Kishida, M. Matsuzaki, H. Okamoto, T. Manabe, M. Yamashita, Y. Taguchi and Y. Tokura, Nature, 405, 929-932 (2000).
(7) H. Kishida, K. Fujinuma and H. Okamoto, Synth. Met., 120, 909-910 (2001).
(8) T. Manako, Y. Okimoto, M. Izumi, S. Shinomori, H. Kishida, H. Okamoto, T. Fukumura, M. Ohtani, M. Kawasaki and Y. Tokura, Appl. Phys. Lett., (2001) in press.
(9) H. Kishida, M. Ono, K. Miura, H. Okamoto, M. Izumi, T. Manako. M. Kawasaki, Y. Taguchi, Y. Tokura, T. Tohyama, K. Tsutsui and S. Maekawa, Phys. Rev. Lett., (2001) in press.
(10) 岡本博,日本物理学会誌 Vol.55, 31-36 (2000).
(11) 岸田英夫,岡本博,固体物理,Vol.36, 125-137 (2001).
(12) 岡本博,岸田英夫,化学と工業,Vol.54, 579-584 (2001).
(13) 岡本博,新しい磁気と光の科学 “新材料と電場効果”,第2章 強相関一次元系の巨大非線形光学応答 41-68,講談社サイエンティフィック (2001).
(14) 日刊工業新聞 2000年6月22日 6面 「モットハバード絶縁体 3次の光学非線形性発見 東大 光材料の開発に期待」
(15) 日経産業新聞 2000年6月22日 10面 「東大が光素子用新素材変化の大きさ,約1000倍」
(16) 神奈川新聞 2000年6月22日 朝刊 25面 「東大のグループ 光信号操作に新物質を発見 電算機にも応用」
(17) 河北新報 2000年6月22日 朝刊 24面 「東大グループ 光で光信号切り替え可能 新しい物質を発見」
(18) 中日新聞 2000年6月22日 朝刊 3面 「別の光で光信号を切り替え 新物質を発見 銅酸化物とニッケルハロゲン化物 岡本東大助教授ら発表」
(19) 化学工業日報 2000年6月22日 11面 「東大,極めて大きな光学非線形性を発見,モット・ハバード絶縁体」
(20) 四国新聞 2000年6月22日 朝刊 3面 「光で光信号切り替え 東大で発見 新物質,電算機の応用も」
(21) 南日本新聞 2000年6月22日 夕刊 2面 「光で光信号切り替え 東大助教授ら 新物質を発見」
(22) 日本工業新聞 2000年6月23日 19面 「東大,1000倍の光学非線形物質発見,光コンピューター実現へ」
(23) 日本経済新聞 2000年6月24日 朝刊 15面 「光コンピューター用絶縁光学材料を発見 東大」
研究制度
  • さきがけ研究21 「状態と変革」領域
研究報告資料
  • 岡本 博. 強相関一次元遷移金属錯体の光誘起相転移. 「さきがけ研究21」研究報告会 「状態と変革」領域 第2期研究者 講演要旨集(研究期間:1998-2001),2001. p.9 - 11.

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