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光による金属ナノ構造制御

研究報告コード R030000207
掲載日 2005年2月22日
研究者
  • 村越 敬
研究者所属機関
  • 大阪大学大学院基礎工学研究科
研究機関
  • 大阪大学
報告名称 光による金属ナノ構造制御
報告概要 ナノメートルオーダーの構造形成の重要性は、エレクトロニクスデバイス、マイクロマシン、センサーなどの分野における素子の高密度化、高速化、低エネルギー消費化といった観点より、近年益々高まってきている。現在の微細加工技術においては、走査型トンネル顕微鏡の利用やエピタキシャル成長、超分子合成などの手法における非常に急峻な進展により、原子・分子レベルでの構造形成は可能となっている。しかし、微細構造形成によって任意の機能を付与し、それを素子化し、利用するには、ナノサイズの機能単位構造形成のみでは十分ではなく、それを組織化あるいは保持する数十ナノメートルオーダーの構造構築が必要となってくる。上記の方法では、原子あるいは分子一つ一つ操作することが実際可能であるが、ナノメートルから数十ナノメートルのサイズ領域にある構造形成においては、膨大な時間と手間がかかり実用的ではないことが認識されている。本研究では、これまで複数の構造単位の同時形成といった観点からは空白領域であったナノメートルから数十ナノメートルのサイズ領域にて、金属微粒子特有の局所的な光と電場応答を利用して形状異方性の制御された導電性ナノ構造を構築することを目的として検討を行った。
画像

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研究分野
  • 光学的効果
関連発表論文 (1) “Photo-induced Structural Changes of Silver Nanoparticles on Glass Substrate in Solution under an Electric Field”, K. Murakoshi, H. Tanaka, Y. Sawai and Y. Nakato, J. Phys. Chem. B, in press
(2) “Facile Preparation of Sustainable Metal Thin Wire Showing Quantized Conductance in Solution” J. Li, K. Murakoshi and Y. Nakato, submitted.
(3) “Localized Photoresponses of Nanostructured Metal Surfaces Observed by a Scanning Tunneling Microscope”, K. Murakoshi, T. Kitamura and Y. Nakato, Phys. Chem. Chem. Phys., in press.
(4) “Nanoscale Structural Characteristics of Photodissolved Gold(111) Single Crystalline Surface”, K. Murakoshi, T. Kitamura and Y. Nakato, Jpn. J. Appl. Phys., 40, 1918-1922 (2001).
(5) “Formation of Linearly Arrayed Structure of Gold Nanoparticles On Gold Single Crystal Surfaces”, K. Murakoshi and Y. Nakato, Adv. Mater., 12, 791-795 (2000).
(6) “Anisotropic Agglomeration of Surface Modified Gold Nanoparticles in Solution and on Solid Surfaces”, K. Murakoshi and Y. Nakato, Jpn. J. Appl. Phys., 39, 4633-4634 (2000).
研究制度
  • さきがけ研究21 「状態と変革」領域
研究報告資料
  • 村越 敬. 光による金属ナノ構造制御. 「さきがけ研究21」研究報告会 「状態と変革」領域 第2期研究者 講演要旨集(研究期間:1998-2001),2001. p.40 - 41.

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