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DNAはいかにして分配されていくのか? -バクテリアのセントロメアを求めて-

研究報告コード R030000210
掲載日 2005年2月22日
研究者
  • 仁木 宏典
研究者所属機関
  • 国立遺伝学研究所放射線・アイソトープセンター
研究機関
  • 国立遺伝学研究所
報告名称 DNAはいかにして分配されていくのか? -バクテリアのセントロメアを求めて-
報告概要 バクテリアの染色体は複製しながら娘細胞へと分配されていく。かつて、その移動は細胞伸長に因るものと考えられてきた。しかし、我々は分配過程の大腸菌染色体の特定領域の観察から、細胞伸長に因らない動的な染色体の移動があることを見出した。染色体の複製起点(oriC )は細胞中央で複製し、それぞれのコピーは両極へ移動する。ではこのoriC領域の両極への移動の仕組みはどうなっているのか、oriC 近傍にはセントロメアに相当する部位があるのか? 本研究では、バクテリアの染色体分配の分子機構の解明を目指した。
研究分野
  • 遺伝子の構造と化学
  • 細胞分裂・増殖
関連発表論文 (1) Inagawa, T., Kato, J., Niki, H., Karata, K., and Ogura, T. (2001). Defective plasmid partition in ftsH mutants of Escherichia coli. Mol. Gen. Genomics 265, 755-762.
(2) Yamaichi, Y., and Niki, H. (2000). Active segregation by the Bacillus subtilis partitioning system in Escherichia coli. Proc. Natl. Acad. Sci. USA. 97, 14656-14661.
(3) Niki, H., Yamaichi, Y., and Hiraga. S. (2000). Dynamic organization of chromosomal DNA in Escherichia coli. Genes Dev. 14, 212-223.
(4) Hiraga, S., Ichinose, C., Onogi, T., Niki, H., and Yamazoe, M. (2000). Bidirectional migration of SeqA-bound hemimethylated DNA clusters and paring of oriC copies in Escherichia coli. Genes Cells 5, 327-431.
(5) Niki, H., and Hiraga, S. (1999). Subcellular localization of plasmids containing the oriC region of Escherichia coli chromosome, with or without the sopABC partitioning system. Mol. Microbiol. 34, 498-503.
研究制度
  • さきがけ研究21 「素過程と連携」領域
研究報告資料
  • 仁木 宏典. DNAはいかにして分配されていくのか? -バクテリアのセントロメアを求めて-. 「さきがけ研究21」研究報告会 「素過程と連携」領域 講演要旨集(研究期間:1998-2001),2001. p.2 - 3.

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