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神経軸索の伸長経路を決める道標細胞の発現分子の検索 -道標細胞の本質をさぐる-

研究報告コード R030000218
掲載日 2005年2月22日
研究者
  • 平田 たつみ
研究者所属機関
  • 国立遺伝学研究所
研究機関
  • 国立遺伝学研究所
報告名称 神経軸索の伸長経路を決める道標細胞の発現分子の検索 -道標細胞の本質をさぐる-
報告概要 発生時、神経細胞の軸索は迷うことなく、特定の経路を正確に選んで伸長する。この時軸索が何を目印にしているのかは、神経生物学の長年の謎であった。私はマウスの嗅球-終脳神経回路を使って、このテーマに取り組んでいる。嗅球の神経細胞の軸索は、終脳の特定領域を選択的に伸長する。この軸索の道標となるのが、モノクローナル抗体(mAb)lot1が認識する神経細胞である。この道標細胞は、軸索の伸長に先立って将来の経路に並び、軸索をこの経路へと導く。本研究では、この道標細胞の起源ならびに発生機構を解析した。また、道標細胞が特異的に発現する分子として、mAb lot1が認識する抗原分子を同定した。
研究分野
  • 抗原・抗体・補体一般
  • 神経系一般
  • 神経の基礎医学
関連発表論文 (1) Sato, Y., Hirata, T., Ogawa, M., and Fujisawa, H. (1998). Requirement for early-generated neurons recognized by monoclonal antibody lot1 in the formation of lateral olfactory tract. J. Neurosci. 18, 7800-7810.
(2) Hirata, T., and Fujisawa, H. (1999). Environmental control of collateral branching and target invasion of mitral cell axons during development. J. Neurobiol. 38, 93-104.
(3) Tomioka, N., Osumi, N., Sato, Y., Inoue, T., Nakamura, S., Fujisawa, H., and Hirata, T. (2000). Neocortical origin and tangential migration of guidepost neurons in the lateral olfactory tract. J. Neurosci. 20, 5802-5812.
(4) Hirata, T., Fujisawa, H., Wu, J.Y., and Rao, Y. (2001). Short-range guidance of olfactory bulb axons is independent of repulsive factor slit. J. Neurosci. 21, 2373-2379.
研究制度
  • さきがけ研究21 「素過程と連携」領域
研究報告資料
  • 平田 たつみ. 神経軸索の伸長経路を決める道標細胞の発現分子の探索 -道標細胞の本質をさぐる-. 「さきがけ研究21」研究報告会 「素過程と連携」領域 講演要旨集(研究期間:1998-2001),2001. p.18 - 19.

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