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並列処理のための協調機能を持つ手続き型言語

研究報告コード R030000244
掲載日 2005年2月22日
研究者
  • 八杉 昌宏
研究者所属機関
  • 京都大学大学院情報学研究科通信情報システム専攻
研究機関
  • 京都大学
報告名称 並列処理のための協調機能を持つ手続き型言語
報告概要 プロセッサ間結合方式の異なる様々な並列計算機上で、信頼性・再利用性・実行効率の高いソフトウェアを作成するには、並列処理のための高水準プログラミング言語が必要である。また近い将来製造可能となるオンチップマルチプロセッサなどにおける新しい細粒度のスレッド管理方式や通信・同期方式を高水準言語実装で利用する必要がある。一般に高水準言語コンパイラの実装には言語階層を用いる。特にC言語を経由することで、低レベルの最適化やレジスタ割り付けなどの処理をCコンパイラに担当させることができる。しかしながら、C言語は本来逐次処理用の言語であるため、並列処理のための実装用言語として用いるには記述性・実行効率ともに問題がある。本研究では、並列処理に適した実装用言語をC言語に拡張することにより開発する。特に最適化されたコード内での他のプロセッサからの要求と自プロセッサの処理の細粒度多重実行を実現する。
画像

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研究分野
  • 計算機ソフトウエア一般
  • 計算機システム開発
  • 言語プロセッサ
  • 汎用プログラミング言語
  • システムプログラミング
関連発表論文 (1) 八杉昌宏,馬谷誠二,鎌田十三郎,田畑悠介,伊藤智一,小宮常康,湯淺太一,“オブジェクト指向並列言語OPAのためのコード生成手法”,情報処理学会論文誌:プログラミング,Vol.42, No.SIG 11(PRO 12),November 2001.
(2) 八杉昌宏,田畑悠介,小宮常康,湯淺太一,“共有メモリ向けプリミティブとそのGCCを使った実現”,情報処理学会論文誌:プログラミング,Vol.43, No.(PRO 13),January 2002.(採録予定)
(3) 田畑悠介,八杉昌宏,小宮常康,湯淺太一,“入れ子関数を利用したマルチスレッドの実現”,情報処理学会論文誌:プログラミング,Vol.43, No.(PRO 14),March 2002.(採録予定)
(4) 八杉昌宏,馬谷誠二,小宮常康,湯淺太一,“マルチコンテキスト管理をサポートする実装用言語”,情報処理学会プログラミング研究会(SWoPP'99),August 1999.
(5) 八杉昌宏,田畑悠介,小宮常康,湯淺太一,“共有メモリ関連命令を生成可能な実装用言語の設計”,情報処理学会プログラミング研究会(SWoPP2000), August 2000.
(6) 八杉昌宏,“入れ子関数を利用した準遅延タスク生成の検討”,日本ソフトウェア科学会第4回プログラミングおよび応用のシステムに関するワークショップ(SPA2001), March 2001.
研究制度
  • さきがけ研究21 「情報と知」領域
研究報告資料
  • 八杉 昌宏. 並列処理のための協調機能を持つ手続き型言語. 「さきがけ研究21」研究報告会 「情報と知」領域 講演要旨集 第II期研究者(研究期間:1998-2001),2001. p.123 - 131.

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